このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus × yedoensis ‘Tamanawa-zakura’
タマナワザクラ
玉縄桜・柏尾桜

ソメイヨシノのような花が咲く。
no image
花床筒は筒状鐘形
萼片は披針形

<花の色>
 淡紅色「9501」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 2月下旬〜3月中旬
<特徴・来歴>
(ソメイヨシノ ×    )
 神奈川県立フラワーセンター大船植物園において、ソメイヨシノの実生から選抜された桜で、1990年、種苗法(第2263号)において登録されました。早期開花が特徴です。早春に咲く桜のほとんどがカンヒザクラの影響から濃い花色のものが多い中、桜の代表的イメージとされるソメイヨシノにかなり感じが近い本品種の存在は貴重です。
 早春のまちを飾る材料として、今後広く活用されることだと思います。「玉縄」とは同地の地名です。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第2集-P169

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