このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus jamasakura ‘Floridula’
セイガンザクラ
誓願桜・中将姫誓願桜

独特の花弁と新緑のコントラストが美しい桜
花床筒は筒状鐘形
萼片は長卵状三角形
雄しべ、雌しべが中心点から直立する。

<花の色>
 淡紅白色「9501」
<花弁の枚数>
 25枚〜40枚
<花の形>
 八重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 原木(ヒコバエ更新)は岐阜県岐阜市大洞・願成寺にあります。国の天然記念物に指定されています。奈良時代に奈良の当麻寺からやってきた中将姫が人々の病気平癒を祈願して植えたものともいわれ、中将姫誓願桜と呼ばれています。
 花弁の先は尖り、細かい切れ目があります。独特の優雅さがただよう花ですね。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P132

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