このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Jogasaki-zakura’
ジョウガサキザクラ
城ヶ崎桜

大きな色の濃い花弁、花弁の先は大きくきれこむ
no image
花床筒は筒状鐘形
萼片は長三角形

<花の色>
 淡紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 2月中旬〜3月上旬 静岡県伊東市基準
<特徴・来歴>
(カンヒザクラ ×  )
 1月からちらほら咲き始める桜です。
 伊豆半島各地には早咲きの桜が栽培されており、中でも本品種は早く咲く桜です。
 カンヒザクラとオオシマザクラの特徴が伺えます。花びらには早くから血脈が見られ、花は淡紅紫色ですが、カワヅザクラと比べ、薄いです。
 伊東市には、イトウザクラ・イトウコムロザクラなどがあり、同市のオリジナルの桜となっています。
 同地の富戸の海岸には並木があり、新たな景観をつくることでしょう。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第2集-P137

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