このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus × subhirtella ‘Autumnalis’
ジュウガツザクラ
十月桜・御会式桜

春の花。雌しべが一本長く突き出る。花弁の先に濃いピンク色が残る
秋の花、ややつくりが弱々しい 花床筒はコンパクトな壷形
様々なタイプがあり、それらは花床筒、萼片の形が違う

<花の色>
 淡紅色「9702」
<花弁の枚数>
 10枚〜20枚
<花の形>
 八重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 10月〜12月、3月下旬(二季咲き)
<特徴・来歴>
(コヒガンザクラ ×  )
 コヒガンザクラの雑種と考えられています。秋に咲く花にくらべ、春に咲く花は大きいです。花床筒がつぼ型なので、この時期に咲く、コブクサクラと区別がしやすいです。
 全国で栽培されているものには数系統あり、見比べてみるのも面白いです。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P126、第3集-P110

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