このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Katsuura-hinazakura’
カツウラヒナザクラ
勝浦雛桜

円い大きな花弁が美しい桜
no image
花床筒は鐘形
萼片は長卵状三角形

<花の色>
 淡紅色「9501」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
(♀エドヒガン × ♂ヤマザクラ)
 本品種は、江戸時代から徳島県勝浦町の民家で栽培されてきました。令和元年(2019年)11月に日本花の会によって、新品種として認定されました。勝浦町は、町の活性化と人形文化の保存伝承を目的に、阿波勝浦・元祖ビッグひな祭りを開催しています。カツウラヒナザクラの名の由来は花が雛人形のように愛らしいことから、勝浦雛桜の会により ‘ 勝浦雛桜 ’ と命名されました。展葉前に開花し、勝浦町ではソメイヨシノに先立ち咲きます。徳島県の春を飾る美しい桜です。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜

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