このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus × subhirtella (Miq.) Masam.& S.Suzuki
コヒガン
小彼岸・小彼岸桜・彼岸桜

細い枝にも花をたくさんつける。
花床筒は壺形
萼片は卵状三角形
長い小花柄なので花は下向きに咲く

<花の色>
 淡紅色「9502」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
(エドヒガン × マメザクラ)
 エドヒガンとマメザクラの種間雑種と推定されています。小高木(5m程度)にしか成長せず、昔から庭園等にヒガンザクラとして植えられてきました。
 全国には様々な系統のコヒガンザクラがあり、2n=16の2倍体と2n=24の3倍体の両方が確認されています。少し花の大きい後者の方が広く栽培されています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界1-P99-100

このページへの直接のリンクを禁止します。