このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Kursar’
クルサル

早春で平開する色の濃い桜、大きく成長する個体があり、カンヒザクラの性質が見られる
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花床筒は筒状鐘形
萼片は広卵状三角形
花床筒、小花柄には散毛がある

<花の色>
 紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 小輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
(チシマザクラ × カンヒザクラ)
 イングラムがチシマザクラとオオヤマザクラを交配させて作出しました。両種の学名からクルサルといったユニークな名前が付けられました。花色は濃く平開し、つぼみの中から雌しべがつきでているのが特徴です。現在は、チシマザクラとカンヒザクラの交配であったことに訂正されています。



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜第3集-P133

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