このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

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種名または品種、栽培品種名
Cerasus × subhirtella ‘Kumagai’
クマガイ
熊 谷

早春を飾る重弁の花、花期が長い。
no image
花床筒は短い壺形
萼片は広卵状三角形

<花の色>
 淡紅紫色「9702」
<花弁の枚数>
 15枚〜25枚
<花の形>
 八重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 3月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 コヒガンザクラの八重咲きとなったものです。名の由来は開花が早いことから一の谷の合戦で熊谷次郎直実の先陣争いの故事になぞらえて命名されたものです。名前が似ているクマガイザクラはキンキマメザクラの八重咲きとなったもので別ものです。
 特徴は、八重咲きを除きコヒガンザクラとほぼ同様で、時に雌しべは2本となります。

<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜
桜樹学・桜の世界3 栽培品種編U P93

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