このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Chrysanthemoides’
キクザクラ
菊桜・六高菊桜

ぼんぼりのように咲く、展葉から成葉した後、開花するのであまり満開時も目立たない。
外側の花弁が成熟するまで二段目の花は進行しない はっきりとした副萼片

<花の色>
 淡紅紫色「9203」
<花弁の枚数>
 100枚〜180枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲き) 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
 岡山県の旧制第六高等学校の校庭にあった桜です。その名の通り菊咲きですが、本種は、花の形は不規則で同じものがないのが特徴です。
 その年によっては、部分的に葉化した部位が目立つことがあります。
染色体数 2n=24



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜第1集-P100、第3集-P12

このページへの直接のリンクを禁止します。