このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Ohta‐zakura’
オオタザクラ
太田桜

花弁枚数の多い花は、球形となる。また、花弁枚数の少ない個体は雌しべ、雄しべが中心付近で目立つ
愛らしいつぼみ 本覚寺にある原木

<花の色>
 紅紫色「9503」
<花弁の枚数>
 50枚〜100枚
<花の形>
 菊咲き(二段咲き) 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月下旬
<特徴・来歴>
 岐阜県白川村に原木があります。「日本桜集」の著者、太田洋愛氏を記念して、その名が付いたといわれてます。菊咲きの種類です。
 現地では、エドヒガンが咲き、オオヤマザクラが満開を迎えるころ開花する。
 オオタザクラは、西日本では、4月に入って急激な夏日が続くと高温障害のため、つぼみが開花せず、展葉がすすみそのままつぼみは縮みます。
 最近、この現象は顕著に見られるようになりました。



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜第1集-P92、第3集-P13

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