このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Nigrescens’
ウスズミ
薄 墨

ウスズミの特徴は大きな花弁としわが多いこと。
光の反射が変わるため、影の部分がより黒っぽく見える
花床筒は鐘形、しわが多い。
苞が大きいのが特徴
やや遅れて展葉する

<花の色>
 白色「4301」
<花弁の枚数>
 5枚
<花の形>
 一重咲き 中輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月上旬
<特徴・来歴>
 江戸の荒川堤で保存されていた桜です。
 花弁にしわのあるのが特徴です。名の由来は、黒ぽい幹や枝と白の花のコントラストから付いたと言われています。
 染色体数は 2n=25 異倍体



<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第1集-P34

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