このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Aizu-usuzumi’
アイヅウスズミ
会津薄墨・薄墨桜

 薄墨と名がつくものはその純白の花と黒っぽい枝や若芽などとのコントラストからそう名づけられることが多いようだ。
花床筒は筒状鐘形
萼片は長三角形
葉は開花と同時に展葉する

<花の色>
 白色「9701」
<花弁の枚数>
 10〜20枚 八重咲き
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬
<特徴・来歴>
 薄墨桜と呼ばれるものは、栽培品種としてあるほか、全国各地のサクラにおいても名を冠するものがあります。本品種は、福島県大沼郡会津美里町伊佐須美神社にあって、「薄墨桜」と呼ばれていたことから、薄墨桜と区別するため、会津の名をつけ会津薄墨と呼ばれています。
 原木は、会津五桜の一つで町指定の天然記念物となっています。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明

文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第3集-P34

このページへの直接のリンクを禁止します。