このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus ‘Accolade’
アーコレード

 花弁の先は濃い紅色が残る。美しい桜
花床筒はややくびれた鐘形
萼片は菱形に近い、三角形
小花柄には開出毛がある
萼片は楕円形に近い、五角形

<花の色>
 淡紅色「9702」
<花弁の枚数>
 10〜15枚
<花の形>
 八重咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 10月中旬〜11月上旬・4月上旬
<特徴・来歴>
(オオヤマザクラ×コヒガン)
 イギリスにおいてオオヤマザクラとコヒガンの交配により作出された品種です。
 萼片は、三角形が多いですが、秋花と春花とで形が違うほか、年によって変化します。
 また、この桜は日本に導入された際、春と秋の二季咲きが確認されたサクラです。作出地のイギリスでは、二季咲きではありません。これは、サクラは植栽される環境下では、開花期などが変化するという証左といえます。
<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第3集-P127

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