キン消しトークvol.10


序文
 ftpが正常化したのでやっと更新できそうです。
 今年の正月から始めたこのコーナーもいよいよ最終ページです。…と書いて気付いたのですが、 なんだかんだで半年以上続けていたんですね。
 最後はネタ切れ対策に残しておいたらいつの間にやら語る機会を失ってしまった悪魔超人編の キン消しを語って、あとはラストバトルにまつわるキン消しを語ってこの企画を終了させたいと思います。
 お暇な時にでもお楽しみください。
(2010.7.24)


181 モンゴルマン
モンゴルマン  蒙古出身の助っ人超人。正体は誰が見てもラーメンマンな上、スプリングマン戦後に マスクを脱いだりしているのに、ラーメンマンとは別超人として扱われています。
 漫画では救世主(めし屋)と呼ばれていたのですが、この頃、親戚で寿司を食べに行こうと した時、従兄の一人が他の物がいいと言って店を変えたら、行く予定の寿司屋でその日、 食中毒が発生したことがあり、たまたま難をのがれた従兄と「めし屋の救世主(メシア)」というネタで 盛り上がったことがあります。
 さて、このモンゴルマンですが、劇中のものではなく、募集超人の丸顔バージョンなので、 タッグ時の肩当て付きが正統モンゴルマンと言っていましたが、こうして見ると、別に これがスプリングマン戦のモンゴルマンと言えば、それもアリかなという気もします。
(2010.7.24)
PART3・復刻PART6 97万パワー


182 ステカセキングvsウォーズマン
地獄のシンフォニー  最近忙しくてなかなかここで語れません…
 実際の試合ではなく前座での場面の技の立体化。当時もこれを自立させようと努力したものですが、ほぼ不可能です。 最近のガシャフィギュアには補助パーツやスタンドがありますが、当時はボードゲームのコマの台座付きキン消しくらいしか スタンド的なものはありませんでしたし。
 この弾の技消しで、このウォーズマン、テリーマン、ラーメンマン、金銀神は出来がいい上に、ラーメンマンの鎖以外は 単体の消しで通用するポーズだったので、技消しというイメージがありませんでした。それに、なんといっても、 ステカセキングのアニメ版のデザインの立体化は唯一だったので、変なポーズでも単体消しとしても通用していました。
 マウスを当てるとステカセのアップになります。
(2010.8.10)
PART15・復刻PART6


183 ミスターカーメン
ミスターカーメン  悪魔超人の一人。マキマキというよく判らない声を出す。元ネタのツタンカーメンとは名前の切れ目が 異なるのですが、子供の頃はそんな知識はないので、全然気にとめていませんでした。
 ブロッケンJrを追い詰めるも、乱入してきた救世主に瞬殺されるのですが、その試合中にミイラ化 されたレフェリーが、律義に「わたしはレフェリー」という紙を持っていたのが妙にツボでした。
 劇中では、ミイラパッケージ用の布をスカートみたいに腰に巻いていたのですが、キン消しでは 布を外したあとのバージョンばかりが出ていて、スカート付きは他メーカーのものしかありませんでした。
 ちなみに、キン消しのカーメンはマスクの有無で2バージョンあるのですが、後頭部の模様が そのまま縞々のものと放射状のものがあり、実際のツタンカーメンはどっちだったのかが気になります。
(2010.8.11)
PART2/17・復刻PART4/6 200万パワー


184 ザ・魔雲天
ザ・魔雲天  悪魔超人の一人。テリーマンと対戦。試合中にテリーマンがレフェリーを突き飛ばした後、 レフェリーが出てこないということで、テリーがレフェリーを谷底に突き落とした悪魔超人とも 思える場面があったものの、試合後の「ただいま、キン肉マン」「おかえり、テリーマン」の シーンがあまりに感動的なため、テリーの反則も浄化されてしまった感があります。 「ただいま」が復刻キンケシの新規で立体化されたので、あのシーンが好きな人は結構多いんでしょう。
 さて、話を魔雲天に戻すと、この超人、悪魔超人の中で一番の巨漢なのに、キン消しは一番小さく、 並べると気の毒になります。いつかしかめっ面バージョンで大きい消しが出るだろうと期待していたのに 出ずじまいでした。デカ消しのパチモノのピンククリアの魔雲天を駄菓子屋で見つけて買ったものの、 逆に大きすぎて結局だめだったり…
 高校の時、M@Dテープが流行ってて、『夏のイントロ』という曲のサビ手前に魔雲天のキャラソンを 編集して、「今度彼女に会ったら→ぺしゃんこにしてやれ」というのを作り、生徒会室のラジカセを 借用して聴いてたら、室に戻ってきた生徒会長にウケてました。
(2010.8.14)
PART2・復刻PART4 50万パワー


185 アトランティス
アトランティス  悪魔超人の一人。子供のころ、コイツの名前をなぜか覚えられず、最初の挑戦者選びのシーンの印象で 「温泉旅行の超人」でなぜか通用していました。小学生の頃はジャンプを毎週立ち読みしていましたが、 初めて立ち読みした時のキン肉マンが、ちょうど回想シーンでアトランティスがロビンの首(マスクだけど) を掲げてるシーンがある話で、この半漁人カッコいい!という印象を持った超人だったのですが。
 それだけに思い入れが強く、当時、この超人は5色コンプさせました。
(2010.8.15)
PART3・復刻PART4 250万パワー


186 スプリングマン
スプリングマン  悪魔超人の一人。ウルフマンをバラバラにした実力者。
 このスプリングマン、悪魔超人の中では発売が遅く、長い間、「燃える闘魂バイキンマン」の あんパンを重ねた超人(蛇腹状の体だったので)が代理をつとめていたりしました。そして、 やっと発売されたと喜んだら、応募デザインの右手が針のバージョンで、すごく残念に思った記憶が あります。当時も右手にダブった知恵ノ輪マンの手を移植したので、今回もそれにならって右手は 知恵ノ輪マンの手を移植しています。
 この頃、パチ物のガチャガチャで、硬さ的には一見キン消しと同じだけれども、ある程度引っ張ると ぐんと伸びるゴム素材のものがあり、それのスプリングマンを持っていたので、伸ばして遊んでいたら、 表面が変形に耐え切れず、ヒビだらけになってしまったことがあります。
(2010.8.17)
PART5・復刻PART4 320万パワー


187 バッファローマン
バッファローマン  悪魔超人のリーダー格の超人…でしたが、これは頭を丸めて正義超人化したもの。
 当時はマスクのひさしのないロビンと共に「ハゲver」の名で呼ばれていましたが、 さすがにカッコ悪いせいか、印象はだんだん薄れていったような気がします。
 もし、唯一持っているバッファローマン消しがコレだったら、やはり他のバージョンが 欲しくなりますね…
(2010.8.18)
PART13・復刻PART2 1000万パワー


188 悪魔将軍
悪魔将軍  本業が多忙すぎて、なかなか記事書く時間がなくなってましたが、ラストスパートなのでがんばります。
 代表的なボス敵の割には、これまでに語る機会があまりなかったです。
 悪魔将軍については、なんとなくアニメカラーの銀色のイメージしかなかったのですが、文庫版コミックスの 背表紙のカラーイラストを見ると、このようなカラーリングだったのでびっくりして、ついついこちらの バージョンで塗装してしまいました。キン肉マングレートやネプチューンマンも漫画だと赤いのは、ジャンプ連載の フルカラーじゃない赤っぽいカラーページのせいなのでしょうか。
 将軍の鎧はエメラルドやダイヤモンドに変化するので、これはその過程でルビーにでもなった瞬間なのかもしれません。 硬度的にはルビーはエメラルドとダイヤモンドの間ですし。
(2010.8.31)
PART2・復刻PART6 1500万パワー


189 キン肉マンスーパーフェニックス
キン肉マンスーパーフェニックス  今日からは王位争奪戦で最後に戦った知性チームの面々です。このキン消しには黒目がありますが、 実際は黒目がなかったので、当時は目をくりぬいて余計に不細工にしてしまった経験があります。 キン肉マンの派生の中ではめずらしく応募超人で、「スーパーキン肉マンフェニックス」だったからか、 唯一名前にスーパーが付き、別格でした。当時はスーパーといえば、スーパーマーケットよりはむしろ スーパーカーとかのように、単に「超〜」という接頭語として多用され、SDガンダムも「スーパーディフォルメ ガンダムワールド」と書かれていたので、SDガンダムのガチャガチャを買うことを「スパる」、 キン消し、北斗消し、星矢消し、ガンプラのガチャガチャは「燃える」という動詞を仲間内では使っていて、 「今月は結構スパったから、キン消しは2回燃えただけだったぜ」のような会話をしていました。
 最近だと、「ライダー燃えるのを優先したいから、けいおん萌えるのは控えておこう」のように、 字の使い分けがいるかもしれませんね。プリキュアはどっちの字なのかな?
(2010.9.03)
PART14・復刻PART5 1億パワー


190 マンモスマン
マンモスマン  知性チームの先鋒だったり副将だったりして、レオパルドンたち強力チームを次々瞬殺し、 バッファローマンを「ひっ、ビッグタスク!」とひるませ、ウォーズマンを試合前に「ウギャー」と言わせるなど、 多くの強豪超人をことごとくネタキャラのように蹴散らした超人。
 かなりの強豪超人なので、キン消しはぜひ手に入れたいキャラでしたが、けっこういきなり赤が当たって、 それが気に入っていたので、その後のダブリには興味がありませんでした。そのため、なけなしの100円で ダブリのマンモスマンを引き当てた時には、マンモスマン劇中初登場時のキン肉マンたちのセリフを そのまま使うことになりました。
「ゲーッ!!象の超人!」
(2010.9.03)
PART16・復刻PART3 7800万パワー


191 サタンクロス
サタンクロス  知性チームの先鋒。二人で一人の超人。後ろ側は寄生虫だから部品扱いという設定なので 反則っぽいと思ったら、影分身するブラックホールや、頭の鳥を超人化するホークマン等、 一人ツープラトンが出来る超人は結構いますね…
 このキン消しは初めての別パーツだったので、それまでは消しは一体化の発想しかなく、 サタンクロスの下半身は後ろ足のくっついた有翼人面牡牛像みたいなものになると思って いたので、すごい衝撃を受けました。
 その衝撃の大きさは、いまだにクリスマス前に「サンタクロース」が一瞬「サタンクロス」 に見えてしまうほどです。(笑)
(2010.9.03)
PART21・復刻PART8 4100万パワー


192 サタンクロス
サタンクロス  こちらはオーバーボディを脱いだ正体。正体はアシュラマンの師のサムソン。キン消しでは もともとのサムソンも出ていて、それぞれちゃんと似ているのに別人にしか見えません。
 しかし、サムソンという名前はその後、「超兄貴」というシューティングゲームで 筋肉質なオプションキャラにも存在し、なんとなくそういうイメージになってしまいました。
(2010.9.03)
PART24・復刻PART10 4100万パワー


193 プリズマン
プリズマン  知性チーム次鋒。やたらとプリズムマンと呼ばれる超人。超人のみを殺す光線といいつつ、 その光線でリング等にもダメージを与えていました。その割には、ブロッケンjrは超人の証の徽章を 捨てるだけで光線を無効化したりしていました。
 このキン消しは、贅肉のない本体バージョンとプリズム付きの通常バージョンの両方が同時リリースで、 すでにフルコンプを諦めていたとはいえ、プリズマンは欲しいと何度か挑んで、やっと出たのが 自立不可能な本体バージョンで、がっかりしたのを覚えています。
(2010.9.03)
PART28・復刻PART9 5200万パワー


194 ジ・オメガマン
ジ・オメガマン  知性チームの中堅。最後に登場した試合出場キャラです。そのため、このキン消しトークでも、 単体で語る最後の超人です。最後の超人でオメガマンというのは、ウルトラマンの最後に登場した怪獣が 「サイゴ」で最終回登場の宇宙恐竜が「ゼットン(Z+ん)」というのに近い感覚でしょうか。
 また、Theはちゃんと「ジ」になっているのが芸が細かいです。そういえば、近所の100均の各コーナーの 看板が「ザ・行楽」とか「ザ・プラスチック」とか、何にでも「ザ」がついていたのですが、その中に 「ザ・洗う」というのがあり、「ジ・洗う」じゃないかとつっこもうとしてふと考えると、痔を洗うみたいで 嫌だな…という話をしたことがあります。
 ちなみに、このオメガマン、当時は持っていませんでした。で、ある時ショップで見かけて値段を見たら 万単位の値段がついていて「おわー」となってしまいました。おかげで、復刻で簡単に出た時は、 なんとなくリッチな気分になれました。
(2010.9.03)
PART29・復刻PART3 8600万パワー


195 キン肉マンvsロビンマスク
ローリングクラッチホールド  今日からはシリーズのしめくくりとして、原作の各シリーズのラストバトルを語っていきます。
 まずは最初の超人オリンピック決勝です。タワーブリッジで背骨が鳴ったキン肉マンを背骨を折ったと 思い油断したロビンをローリングクラッチホールドに捉えたシーン…なのですが、皆、一様にちゃんと組み立てず、 キン肉ドライバーにしていました。
 今回の写真もマウスを当てると再現できます。

(2010.9.04)
PART12・復刻PART-


196 キン肉マンvsウォーズマン
パロスペシャル  ザ・ビッグファイト決勝です。
 もともとの「ぶろぐもどき」でも扱いましたが、設定通り足をからませると自立しないので、この写真のように ただ乗っけるだけでバランスを取ります。なぜか、技の掛け方を裏返してOLAPにしても自立します (マウスを当てると再現します)が、こちらが本来のプロレス技らしいです。
 確かに、普通のパロスペシャルは小学生だった我々でも真似できましたしね。
(2010.9.05)
PART12・復刻PART5


197 キン肉マンvsバッファローマン
キン肉バスター  7人の悪魔超人編のラストバトル。このキン肉バスターのキン消しはなぜか2種類存在していました。 キン肉マンとバッファローマンの顔の位置が逆になっています。当時はどちらかがネオキン肉バスターだという 話になっていたのですが、どっちがどっちだかよく覚えていません。
 漫画で確認すると、左右逆なのは、とどめのキン肉バスターのみでしたので、この写真のパターンがキン肉バスター で、もう一方がネオキン肉バスターなのでしょう。
 当時、一体型の技消しは、バラバラにならなくて良い半面、ディテールが甘いので人気がなかったですが、 このキン肉バスターだけは技キン肉マンが直立じゃない分リアルで気に入っていました。
(2010.9.06)
PART16・復刻PART5


198 悪魔将軍vsキン肉マン
地獄の断頭台  ゴールが見えてきた時点で、ここ数日でやっとサイトの表紙を作りました。左メニューの「TOP」で 表示されます。
 黄金のマスク編のラストバトル。決め技のキン肉ドライバーの一体消しもあるのですが、本の付録のブルークリア 成型という珍品なので、勿体なくて塗れませんでしたので、地獄の断頭台を選びました。キン肉ドライバー消しは 表紙写真に写っているので捜してみてください。(他はがさっと入れた上に置いたので、判りやすいと思います)
 技消しが出るまでは、普通のキン消しを天地逆に重ねて持つだけでキン肉ドライバーにしたりしてましたが、 キン肉バスターより脳内補正が要らないので、技消しが無くてもあまり不満はありませんでした。
(2010.9.12)
PART15・復刻PART2


199 ザ・マシンガンズvsヘル・ミッショネルズ
マッスルドッキング  タッグトーナメントのラストバトル。1カプセルでは完成しない4体の技消しで、復刻のラストに 新規造形されたものです。何よりすごいのは、劇中でも「物理的に可能なのか」と言われた技なのに、 ちゃんと自立することにあるといえます。しかし、この状態で落下するわけなので、技をかけている 二人もかなりのダメージを受けるのではないでしょうか。
(2010.9.13)
PART-・復刻PART11


200 キン肉マンvsキン肉マンスーパーフェニックス
ラストカット  8か月の間、マラソンのように続けたこの企画もおかげさまで、なんとか無事最終回を迎えることができました。 今日がこのキン消しトークの最終回です。
 王位争奪戦のラストバトル。ここまでの流れのとおり、技消しのマッスルスパークにしても 良かったのですが、最終回にふさわしく、コミックスのラストカットを選びました。このキンケシは復刻のみの新規造形で、 当時のキン消しとしては完結記念メダルの模様としてのキン消し化でした。
 このシーンの直前、これまでの非礼を詫びるフェニックスに「許すことなど何もない」つまり、怒るようなことはお前はしていない、 という大人なかっこいいシーンですごく好きなのですが、真似をしても「弁解の余地もないほど許さない」と受け取られてしまった こともあり、使いどころが難しいですね。
 では、キンケシを塗装しながら語るこのコーナーはこれまでです。今までありがとうございました…
…と思ったら、下に「NEXT」が?!
(2010.9.14)
PART-・復刻PART10


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