キン消しトークvol.1


序文
 キンケシ復刻のおかげで、子供の頃夢中で集めたキン消しを再び集めました。
 そこで、全部とはいかずとも、主要(?)キャラや、思い出深いものを塗装しはじめました。 「ぶろぐもどき」にもちょくちょく載せてましたが、いっそ思い切って特設ページを作り、 収集当時のエピソードを交えて語っていこうと思います。
 「よゐことキンケシ」のDVDをはじめ、先人が色々と語ったコメントと違い、 曖昧な記憶による超ローカルなネタを好き放題書こうと思います。1〜3日に1体ずつボチボチと増やして、 最終的に150体くらいをめざします。まずは、パート1全20体から始めて、あとは適当に。
 お暇な時にでもお楽しみください。
(2010.1.11)


− 表の見方 −
000 超人の名前
画像  ここにフリートークを書きます。まずは超人のプロフィールをさらっと流して、 主に当時物の頃のエピソード等をそのキン消しをお題に書きます。 場合によっては、復刻の時のエピソードや、記事を書いた日の事を書くこともあります。
(記事を書いた日)
発売PART 超人強度


001 キン肉マン
キン肉マン  キン消しトークの最初はさすがに基本のこの一体から。
 言わずと知れた主役です。本名キン肉スグル。
 当時は確か、なぜかコミックス10巻を持っていて、キン肉マンにはまり、毎週ジャンプを立ち読みしていたので、 近所のダイエーでキン消しのガチャガチャを見かけた時、興奮して手持ちの200円で2回廻しました。
・ミート(青)、アシュラマン(赤)、スカルボーズ(黄)
・キン肉マン(青)、ロビンマスク(肌)、ウォーズマン(赤)
だったと思います。最初に主役を手に入れたことで、更に深みにはまった気がします。(笑)
 今から思えば、第1弾は100円で新作3つという夢のような状態でした。
(2010.1.11)
PART1・復刻PART6 95万パワー


002 キン肉大王
キン肉大王  最初から1体だけなのも寂しいので初日は複数いきます。
 キン肉マンの父です。本名キン肉真弓。主要キャラの割に、まだ復刻ガシャでは出ていません。
 このキャラは、テレビでは主にレスリングパンツとマントだったので、となり町の雑貨屋で 見つけたパチ消しの大王(マント姿で両腕をガバッと開いたポーズ)のほうがカッコいいという 話を友達としていました。
 そのパチ消しはそれ以後見たことがありません…アレは何だったのでしょう?
(2010.1.11)
PART1・復刻− 65万パワー


003 ミート君
ミート君  続編のU世でも登場する、息の長いキャラ。
 キン肉マンの付き人というか参謀です。そういえば、初登場から8年たっても子供のままということは、 コールドスリープなどしなくても良かったのでは…と思ったら、「マッスル・リターンズ」の初版では 少し成長してたような。(笑)
 キン消しとしては、キン肉マンの項に書いたとおり、最初に手にしたキン消しです。
 そのため、復刻が出た時は、形だけはコンプした後も、青ミートが出るまで廻しました。
 リアルタイムの当時、ミートのダブりは、カッターで7つのパーツに解体ましたが、 同じ経験のある人も多いのでは?
(2010.1.11)
PART1・復刻4 50万パワー


004 スカルボーズ
スカルボーズ  アメリカ遠征時のキャラ。
 アニメと漫画では全然違うけど、これは漫画のデザインです。もしや、裸!?
 アニメは額にSだけど、漫画は全身に「スカル」と書いてあるので、 塗装が面倒だったりします。しかし、綴りを見る限りは頭蓋骨じゃないのかな? アニメ版や超人オリンピック版(カツラ付)とかが出なかったのは、人気無かったせい? 仲間内ではアメリカ編はあまり人気なかったし…
 当時、森永チョコのおまけの「ファイツ」というぷよぷよの伸びるキン消し型のゴム人形があって、 このキャラのものをふつうのキン消しと一緒に箱に入れてたら、中で溶けてウォーズマンがめりこんだ 状態になってしまい、あわててウォーズマンをはがすと(こちらは無事でした)スカルの胴体にウォーズマンの 上半身の鋳型が出来ていました。
 そのスカルは「人面プラネットもどき」の称号を得るも、廃棄となりました。(笑)
(2010.1.11)
PART1・復刻− 60万パワー


005 ロビンマスク
ロビンマスク  イギリスの超人。超人オリンピック前チャンプにして、準優勝。初期からのレギュラー。ベテランで強いイメージがあるけど、 モップをかぶって師匠と名乗ったり、冷静に考えると変な行動も多いような…
 当時、肌色のキン消しだけが、なぜかカチカチに固く、素材が違ってました。 手持ちのロビンの頭の先は凶器でした。(笑)
 漫画の銀色のカラーリングが好きなのですが、基本に忠実(笑)にアニメカラーで塗装しました。
 と、今日はここまでにします。
(2010.1.11)
PART1・復刻4 95万パワーor96万パワー


006 テリーマン
テリーマン  アメリカの超人。キン肉マンのパートナーといえばこのキャラ。超人オリンピック第3位。
 アニメにずっと出てるだけにアニメカラーに全く何の違和感も感じなかったです。
 このキャラのダブりは、両腕を切り落としてアシュラマン戦バージョンだと言うのがはやってました。
 当時、学校にテリーのモデルとなったレスラーのテリー・ファンクの兄、ドリー・ファンクJrとそっくりの髪型、 要するに年配で少々さびしい髪型の先生がいて、「ドリーマン」というあだ名でした。
(2010.1.12)
PART1・復刻4 95万パワー


007 ウルフマン
ウルフマン  上のテリーマンの記事書いてたら、テレビのニュースで魁皇が通算勝ち星で千代の富士の記録を 抜いた、というのが聞こえてきたので、記念記事。
 キン肉マンと同じ日本の超人でザ・ビッグファイトでベスト4の強豪ながら、 いまいち出番の少ない超人。スプリングマンに八つ裂きにされたり(なんか、魂みたいなのも飛んでた)、 タッグ編では試合で負傷したあと、マスコミにどかされただけで死んだり…
 狼の超人ではなく、当時の横綱、ウルフこと千代の富士の超人。うちの小学校では「ウルフマン」の 「フ」にイントネーションがあったけど、塾にいた隣の小学校の連中の間では「ウ」にイントネーションがあり、 論争になったんだけど、テレビでは「リキシマン」に名前が変わったせいで、結論は出ませんでした。
 当時は缶ペンの上に立たせてトントン相撲をよくしたものですが、相撲の超人の割には真ん中くらいの強さでした。
 このダブリも、ミート君同様、バラバラにされてました。
(2010.1.12)
PART1・復刻− 80万パワー


008 ウォーズマン
ウォーズマン  ソビエト(時代を感じますね)の超人でザ・ビッグファイト準優勝。バッファローマンの1000万パワーに 二刀流、2倍のジャンプ、3倍の回転でパワーを12倍にして対抗するも惜敗、以後、不遇キャラに…
 試合前の練習中にマンモスマンに襲われ、「ウギャァー」と退場したことがネタになったり しますが、当時はウギャー退場キャラとしては、聖闘士星矢の銀蠅座とかの雑魚セイントのほうが 有名だったような…
 ロシアンペアーっぽい漫画カラーで塗装しましたが、このウォーズマンはスマートすぎですね。 ただ、キン消しのウォーズマンは、劇中と違って、やたらとスマイルが多いから、これがけっこう決定版っぽく 扱われていました。トントン相撲は弱かったですが。
(2010.1.13)
PART1・復刻6 100万パワー


009 イワオ
イワオ  体調崩しててしばらく休んだから、今日は複数いきます。
 初期には怪獣として、その後は怪人として、特にアニメではよく出てきたやられキャラ。
 本編ではとにかく弱いキャラなのに、トントン相撲ではやたら強かったです。 ただ、トントン相撲はパート3が出る頃にはすでに仲間内で流行らなくなり、輪ゴムを ロープにした、リング型のトントン相撲台が駄菓子屋で売られてたころにはブームが去ってました。
 スーパーカー消しゴムをBOXYボールペンで弾くカーレースは、ホッチキス針の仕込みやタイヤにボンド等による、 摩擦を少なくするチューン勝負や、ぶつけて相手の車を机から落とすサバイバル勝負等、色々拡張性があったけど、 キン消しトントン相撲は、変化がなかったのが原因でしょうか。
(2010.1.17)
PART1・復刻4 15万パワー


010 キン骨マン
キン骨マン  イワオの上司(?)のこれまたよく出てきたやられキャラ。
 息子はかなりの強敵だったけど…
 キン消しの造形自体は、かなりグロテスクで、特に目がこわいんですが、 塗装して写真に撮ると、漫画の絵にけっこう似てることに気付きます。
 多分眼窩が深いせいだけど、これで影が出来るから、塗らなくても雰囲気出るのかもしれません。 有名なダヴィデ像の瞳も、ハート型の穴の影を利用してるのと同じ原理かも。
 そう考えると、原型師さんってすごいなぁ…
(2010.1.17)
PART1・復刻4 20万パワー


011 デビルマジシャン
デビルマジシャン  漫画ではスカルボーズのタッグパートナー、アニメではフランスでの試合相手として登場。
 アニメの試合の時、レフェリーのラーメンマンに対し、イヤデス会長が 「あんな目の細い人に反則はバレない」と言っていたのに対し、目を細めたほうが良く見えるぞとツッコミ 入れてたら、案の定反則がバレてたので、その話題で盛り上がりました。
 仲間うちでは、コイツの登場以来、顔が半分この状態を「あしゅら男爵」というと、「古くさ〜」と 言われるようになりました。今の子には「仮面ライダーW」がトレンドなのでしょうかね。
(2010.1.17)
PART1・復刻− 60万パワー


012 ジェロニモ
ジェロニモ  後に超人になる前の人間バージョン。漫画カラーで塗りました。
 人間でありながら、悪魔騎士のサンシャインに勝ち、後に超人になったので、どれだけ 強いのかと思えば、それ以後は連敗という強くなったのか弱くなったのか良くわからないキャラ。
 当時、パート1が19種類集まった時、最後まで出なかったのがこのジェロニモでした。で、塾で 「アシュラマンとなら交換してやる」との話を持ちかけた奴がいて、私はアシュラマンはダブりを持ってなかった のですが、前述のとおり、アシュラマンは最初に当てたものだったので、すぐに手に入るという根拠のない自信から、 その話にOKしてしまい、そのあと、他はダブったのに全然アシュラマンが手に入ってないことに 気づいて急に焦り、残ったこづかいでガチャガチャに挑むと、
ローデス(肌)、ジェロニモ(青)、そして、アシュラマン(緑)
 結局、最初のアシュラマン(赤)を手放しただけで、ジェロニモがダブリとなっただけでした。
(2010.1.17)
PART1・復刻− 83万パワー


013 バッファローマン
バッファローマン  最初は悪魔超人だけど、正義超人としてのイメージの強いキャラ。
 当時行きつけの散髪屋のマスターに髪型が似ていたせいで、局地的に散髪屋と呼んでました。
 人気超人の割に、仲間内ではやたらと当たり、次弾以降でも出たため、成型色5種制覇できました。
 当時は交換で色替え交換も盛んでしたが、黄色は汚れやすく、顔も見づらいので、仲間内ではとにかく嫌われてました。 私は混色でコレクションしてたので、比較的ディテールの少ない奴の黄色はウェルカムでした。だから、今、復刻から黄色が消えると寂しいですね。
 特に、塗装する時、赤や青は隠蔽率の低い色で塗る時は下塗りが必要なので、黄色があれば楽チンなんですが。
(2010.1.17)
PART1・復刻4 1000万パワー


014 ブロッケンJr
ブロッケンJr  ドイツの超人。ザ・ビッグファイトでベスト8進出。
 この造形は漫画版だけど、あえてアニメカラーで塗装。
 緑が欲しかったのに、やたらと肌色ばかり出ました。 その不満からか、週刊プレイボーイの復刻キンケシ(緑)は迷わず申し込みました。 まぁ、全種申し込みましたが(笑)
 PART1の復刻としては、比較的早く出たものの、当時のものよりふたまわりほど小さく愕然としました。 この弾ではこのブロッケンJr、アシュラマン、ザ・ニンジャが特に縮んでいたものの、ブロッケンだけ ディテールがそれほど甘くなってなかったのでまだマシだったかも知れません。
(2010.1.18)
PART1・復刻2 90万パワー


015 アシュラマン
アシュラマン  アニメでこのキャラの声を演じた郷里大輔さん(メインはロビンマスクでしたが)の訃報を見たので、 急遽書いてます。ご冥福をお祈りします。
 そのように言いながら、塗装は漫画カラーですが…
 竜巻地獄の悪魔騎士。阿修羅像がモチーフ。ちょうど先日、ガシャの仏像コレクションで阿修羅像を 手に入れました。しかし、他のラインナップが仁王と弥勒菩薩。弥勒さんは未来仏の像があるとはいえ、 狭義の仏像(如来)がないのが寂しいような…
 さて、前述のとおり、最初に手にしたキン消しなのですが、怒り面がつぶれてて不良品だと思っていました。 しかし、仲間内で持ってた奴らのも、一瞬ダブってジェロニモと交換したものもやはりつぶれてて、 仲間内では、どうやら、鉄柱にぶつけられたた怒り面バージョンが仕様なんだとの 結論に達したのですが、ちゃんとした怒り面のはあったんでしょうか?
 復刻はモールドが甘すぎて、つぶれてるのかどうかも判らなかったです。
(2010.1.18)
PART1・復刻2 1000万パワー


016 B・ローデス
B・ローデス  アメリカ遠征編に登場。アニメでは、レスラーのD・ローデスとの兼ね合いか、ロローデスになってました。 顔の真ん中は、漫画では口裂き攻撃の傷を覆うためのものでしたが、アニメではロボ超人としての機械部分に なってました。もともと素顔だったけど、キン消しではこっちのバージョンでした。
 確かに、素顔だとただのレスラーみたいだし…
 仲間内では、トントン相撲はけっこう強いので、最低1個は欲しいキャラと言われていたけど、それほど人気キャラという わけではありませんでした。
(2010.1.19)
PART1・復刻− 55万パワー


017 J・スティムボード
J・スティムボード  アメリカ遠征編に登場。ローデスのタッグパートナー。アニメでは出番あったっけ?
 ガンダムのシャアに似てるから、ガン消し(SDではなく、下半身がコアブースターのガンダムとかがあったやつ) と並べたかったけど、当時すでに処分してたから叶わずでした。あの消しのアムロの刻印が「アロム」になったやつを 持っていたのですが…
 うーむ、コイツについては当時の話題があまり無いですね…
 どっちかというとマイナーな割に第1弾から登場というのもある意味すごいですね。(笑)
(2010.1.20)
PART1・復刻− 65万パワー


018 サンシャイン
サンシャイン  砂地獄の悪魔騎士。モチーフはサンシャイン60ビルなのでしょうけど、キン消しではキャラメルみたいです。 当時はゴールドライタン+ダイアポロンだと言ってました。
 キン消しより少し前に出たゴールドライタンのプラモのガチャガチャが、ランダム成型色未塗装とはいえ、 ちゃんとライター型に変形して、100円にしてはがんばってました。でも、肝心のゴールドライタン は変形させても腕が生えたままなので、そのつど解体して腕なしで組んで変形させるという仕様でした。
 キャラのイメージ的に、珍しく黄色でも喜ばれるキャラでしたが、なぜか緑と肌色ばかりが出ました。 結果、うちの悪魔超人はバッファローマンもアシュラマンも全部緑がいたので、パート2以降も悪魔超人は 色替えトレードを駆使しながら緑で集めたものです。
(2010.1.21)
PART1・復刻2 700万パワー


019 ラーメンマン
ラーメンマン  中国の超人。オリンピックは2回ともベスト4。スピンオフでは主役。
 中学時代に、日没後に女子二人を送って下校した時に、ある男子の名前が出て、片方の子が 「あの、ラーメンマンみたいに顔の長い子だっけ?」って訊いたら、もう一人にもそれで通じてたので、 そこまで有名なキャラだったのかと驚いたことがありました。
 このポーズは宇宙野武士編の名乗りの時というマイナーな場面から。
 復刻ガシャでは包帯巻いたのとか、偽バイクマンとか、もっと変な題材が続いたので、 このラーメンマンが当時物のジャンク袋に入っているのをリサイクル店で見つけた時、 つい買ってしまって、家で開けたら辮髪の一部がちぎれて無くなってました。
 結局DVD復刻版で手に入りましたが。
(2010.1.22)
PART1・復刻− 97万パワー


020 スカイマン
スカイマン  パート1の超人はこれでラストです。
 メキシコの超人。オリンピックではベスト8。テリーマンと接戦で、実力はありそうなのに出番は少ないような…
 マスクの上にオーバーマスクをつけて入場するので、最近のライダー等でのガシャフィギュアの傾向からいうと、 今出てたら、オーバーマスクとこのマスクの1/2アソートとかになりそうですが。
 このサイト自体が「スカイ」だから、かなりマニアックなネタを書こうと思いましたが、あまりネタがありません。 (もともとスカイライダーのHGのリペの掲載から始まったサイトなだけですからね) 当時、黄色のスカイマンの後頭部がトウモロコシみたいだと言われていたことくらいです。(笑)
(2010.1.23)
PART1・復刻− 45万パワー


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