福知山線旧線の廃線跡
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はじめに
福知山線は電化複線化のため、道場〜生瀬間は昔の川沿いのルートから、
現在のルートに変更されました。武田尾から生瀬間は、廃線跡として残され、
その一部は整備され、ハイキングコースとして親しまれていました。(2006年当時)
現在はハイキングコースとして一般開放されています。
2005年8月13日、途中までですが、この廃線跡を歩き、写真に収めてきました。
2006年8月17日、再び、この廃線跡を歩き、写真に収めてきました。
(http://members.aol.com/Railhai/takedao/t01.html は、
本ページ http://www7b.biglobe.ne.jp/~capsulepla/rail/takedao/t01.html に移転しました。)
参考文献
・もっと秘境駅へ行こう!(p.162)小学館文庫 著者 牛山隆信 氏
参考ホームページ
・廃線跡を旅する
・鉄道廃線跡紀行_堀 淳一氏監修
鉄道廃線紀行DVD 『中国・四国・近畿編』 2004年7月22日発売。
福知山線旧線も収録されている。
・畑熊商店 畑熊商店さん
・
秘境駅へ行こう! うっしーさん
廃線関連リンク
・
Rail&Bikes_柏熊秀雄さん
自転車によるツーリングの話題と、関東西部を中心とした鉄道情報について。
超小型レイアウト パイクも製作されています。
福知山線旧線の廃線跡その1
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(写真1)武田尾駅
武田尾駅は、JR福知山線で宝塚から3つ目の駅である。
この駅に来ることが当初の目的であった。
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(写真2)お願い
ホームの階段を降りると、このような張り紙があった。
最近、サルが出没し、ゴミ箱の残飯を散乱させるので危険とのことである。
左下のサルの写真がご覧いただけるだろうか。
改札を出て駅前に出たものの、駅前には何もない。
周辺には温泉旅館が数軒あるらしい。
少し後悔しながら、駅前にある駅周辺の案内図を見ると、
近くに廃線跡があるらしいことがわかった。しかし、どこが廃線跡なのか
どこに廃線跡があるのかが、この案内図からはよくわからない。
武田尾駅付近に福知山線の旧線の廃線跡があることは知っていたが、
ただ、”秘境駅”としての武田尾駅に行くこと自体が目的であったため、地図等を
持ってきていないし、下調べをして来ていない。携帯電話で武田尾付近の地図に
アクセスしてみたが、駅と前の道路以外には何も表示されない。
しかたがないので、廃線跡を探しながら、川沿いの道を歩いてみることにした。
その先には、JR武田尾のバス停や駐車場があり、さらに行くと小さな集落があった。
その集落には、食事ができるようなお店や商店もあった。
そして、道路のガードレールのポールに、廃線敷ハイキングの文字を発見した。
後から調べると、この集落は、旧武田尾駅の周辺にあった集落であった。
新線となったため、新しい武田尾駅は、集落から離れてしまったようである。
福知山線の旧線の廃線跡の中で、武田尾駅から桜の園までは、ハイキングコース
として整備され、観光の目玉になっていたようだ。(2006年当時)
今、歩いてきた道が、実は廃線跡だったのである。
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(写真3)出発点となる鉄橋
この鉄橋を見て、ここが廃線跡であることがわかった。
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(写真4)たけだお 案内図
桜の園に続いている。
<本文>
さくらの名所 ”たけだお” 案内図
さくらの名所 ”たけだお” は、桜の園への玄関口です。
春は桜や新緑、秋は紅葉というように四季の変化が楽しめるよう、
自生種・固有種のサクラ’ヤマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ等)や
イロハモミジ、ヤマブキ等を植栽しました。
桜の園へ通じるJR廃線敷にサクラを植え、トンネルを抜けると
満開の桜に目を奪われるような演出をしています。
ハイキングの休憩場所として人々が利用できるよう、自然景観を
損なわない広場を整備してます。
日本古来の「サクラ」をシンボルとした、豊かな地域資源の活用と
貴重な自然資源の保全を図りつつ、人々が利用しやすい、
四季の変化を楽しめるさくらの名所となっています。
平成13年3月
兵庫県・宝塚市
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(写真5)整備された廃線跡
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(写真6)川沿いの廃線跡
生瀬駅方向を望む。
この日は、午後から強い雨が降ったが、すぐに晴れた。
気温が下がっていたので、廃線跡を歩くには、ちょうど良い。
雨上がりで、霧が少し出ていて、渓谷が美しい。
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(写真7)川沿いの廃線跡
武田尾駅方向を望む。
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(写真8)廃線跡
枕木が残っている。
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(写真9)トンネル
しばらく行くとトンネルがあった。トンネル内は曲がっている。電灯は付いていない。
懐中電灯を持ってきていないため、トンネル内を歩くのはあきらめる。
この日は、いま来た道を引き返した。
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