Topics'2003
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2年連続の大きな節目の年2003年12月31日現在

    去年の年末挨拶のタイトルも実は「大きな節目の年」。確かに去年は自分にとって「結婚」という人生を代表する大きな節目の年で
   あったことは間違いありません。しかし、2003年も2002年に勝るとも劣らないぐらいの大きな節目の年となりました。そうです、すでに
   このHPに足を運んでくれる方には御分かりいただけて居るとは思いますが、今年12月19日にはマナとトシの間に待望の長男「志温
   (しおん)」が誕生しました!
    この1年を振り返ろうとすると、頭の中をよぎるのはイラク情勢のことばかりで(・・・いうほど感心があった訳ではないのですが(^^;)
   他に何も無いか、と思って考えてみても出てくるのは「SARS」なんていう単語だったり・・・正直、明るい話題が圧倒的に少なかった
   この年ではありますが、そんな中で無事に産まれてくれた我が子は自分に大きなエネルギーを与えてくれました。
    これから一児の父となった自分がつくるこのHPも、ひょっとしたら何かカラーの変化がでてくるのか、あるいは今までと何等変わ
   ることなく更新されていくのか、自分自身でも全然分かりかねる状態ではありますが、これからも皆様に足を運んでいただければ、
   それが我が子同様、自分にとって大きなエネルギー源となります。今後ともMaNaPageをよろしく御願い致します。
    それではよい御年を!



手紙2003年12月14日現在

    わずか1年強の旭川での塾講師時代、もう5年も前の話になるのですが、今でも当時の生徒の何人かとは連絡をとったりしていま
   す。年賀状のやりとりだけに留まっている人もいれば、住所や電話番号も知っていて時々はメール交換したり遊んだりする人もいま
   す。その携帯メールアドレスも知っているような元生徒からフッと「手紙」が届きました。内容はごくありふれた近況報告。
    筆まめ・筆不精の差はあるにせよ、やはり携帯メールの普及というのがペンを取り手紙を直筆で書くっていう習慣から自分たちを
   遠ざけているのは間違いありませんよね、それだけ携帯メールの有用性が高いことの証明なんだとは思いますが・・・ただ、本当に
   携帯メールが、完全に手紙に代用し得るものであるとすれば、手紙をもらうという行為にはここまで新鮮さも感じなかったでしょうし、
   その手紙の返事を携帯メールではなくて手紙で行おうとはしなかったでしょうね。
    ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎が概念として「Think-talk」「Think-write」という言葉を使っているのをテレビで観た事がありま
   す。「話す」にしても「書く」にしても、そこには間違いなく「思考」が存在するのですが、彼がそのように2つの言葉で区別するように、
   2つのThinkが違うものであることも間違いない事でしょう。文章にして初めて分かる自分自身の思想・見解っていうのも確かにありま
   すよね。自分もこのサイトでNew Topicsやつれづれ等のテキストを書いていると、よくそういった場面に遭遇します。
    そして、そういった「Think-write」が自分の思考を整理し、再構築したりする有用性は、やはり携帯やキーボードを打っている時よ
   りも、ペンで紙に執筆している時の方が高いような気がしますし、きっとそれは間違いではないでしょう。授業を受けてノートをとる時
   を考えても、それをパソコンでワープロソフトに行うと記憶に残り難そうなのは容易に察しがつきますよね・・・ってネット上のテキスト
   でそんなことを言っても説得力がないかもしれませんが・・・(^^;でも、どんなに世の中がデジタル化して便利になってきても、やっぱ
   り人間本来の属性はアナログなんだと思います、生物ですから(^^)



故郷との距離2003年3月30日現在

    「故郷は遠くにありて想うもの」
    「室生犀星」の詩「小景異情」、冒頭の一節です。故郷に良い記憶・思い出がなかった同人が、その心境を謡ったものです。もっとも、
   このフレーズに共感する、と言った訳ではないのですが、ここ最近の幾つかの旅行経験を経て「遠くから想う故郷」というものを意識す
   るようになりました。
    スペインへの旅行、予測していた事とはいえ、日本国内の旅行とは全く違う習慣、共通価値観の少なさには戸惑ったり、新鮮だった
   り、とにかく日本では体験することができないものばかりだったのですが、なにを経験するにしても、やはり自分の判断のベースになる
   のは、当たり前の話しなのですが日本の価値観なのです。
    自分が故郷を離れたのは15歳、一般的にはやや早めの故郷離れになると思うのですが、そこから函館・東京・旭川・札幌と移り渡っ
   て、新しい環境の中で様々な「新しいもの」を感じることができましたが、この場合でも、やはりベースにあるものは故郷で培われた価
   値観なのだと思います。
    そして故郷のベースをもって新しい習慣・価値観等を感じるとき、実は故郷への認識の変化が発生します。簡単に言うと「内にいる時
   には見えなかったものが外から見えた。」といった状態でしょうか。
    4月は新たな地で出発をする人が沢山いると思います。良くも悪くも新しいものに囲まれることによって、自分自身を見失うこともある
   かもしれません。でも、どんな人であってもそれまでの人生をある地で歩んできたわけですから、そのベースを振り帰って、そして前を
   向いて歩んで欲しいですね、勿論、自分も含めて(^^)



謹賀2003年2003年1月11日現在

    新年の挨拶が遅れてしまいましたね〜・・・(^^; 少なくとも日が1桁の内には更新したかったんですが・・・
    ともあれ、新年明けましておめでとう御座います! 昨年は自分にとって入籍という大きな変かもあったこともあり、バタバタした年であ
   りましたが、今年も年始早々から台湾からの来客・スペインへの新婚旅行・初の九州と大きなイベントが続き、2003年の忙しさを早くも
   暗示されているようなきがします。仕事の面でも4年目を迎える年なので、社会人として何かしらの1つ目の清算ができればなぁ、と思っ
   ています。今年こそ宅地建物取引主任者資格もとりたいですね〜、今度こそリベンジ!
    そしてこのHPに関しても何とか「50000HIT」という数字を意識していきたいと思うのと、このコンテンツに関しては、もう1度トピックを振
   り帰って、自分の中で変化した持論なんかも拾っていけたらな、と思っています。少なくとも去年よりは沢山書いていきたいですね〜(^^;
    ともあれ、今年もこのサイト、そしてこのコンテンツを温かく見守って下さい、よろしく御願い致しますm(_ _)m