瑞 牆 山みずがきやま(2230.2m) No.69

登 山 日 2003.08.11
コ ー ス 富士見平(1805m)〜天鳥川(1806m)〜瑞牆山(2230m)〜天鳥川〜富士見平
(詳細は、金峰山 No.68を参照)
所要時間 11時間10分(富士見平から瑞牆山への往復:2時間30分)
天   候 霧・曇/一時晴
メンバー 単独

瑞牆山へ向かう富士見平へは、大弛峠に車を止め金峰山を経由して、約3時間30分で到着した。霧のために視界の悪い行程だったが、富士見平で休憩中に少し明るくなってきた。霧が晴れなければ引き返す予定だったが、9時に瑞牆山に向けて歩き出す。

富士見平の案内図

瑞牆山の山頂

金峰山から望む瑞牆山


登山道は、樹林帯の山腹を登ったかと思うと下って、川を渡る。この天鳥川を飛び石で渡ると、大石が2つに割れた桃太郎岩がある。岩脇の階段を上がり、シラビソの樹林を上がっていくと、傾斜が強まった。先を行く登山者をパスしてゆくが、滑りやすい斜面で辛い場所だった。

空を見上げると、いつの間にか青空が広がっていた。木々の間から、瑞牆山独特の岩肌が見え、正面には大ヤスリ岩がそびえ立っていた。クライマーの気配のする大ヤスリ岩を左に巻いて、山頂に急ぐ。

山頂に到着すると、そこは雲の中だった。山頂には、大勢の登山者がいて、「もう5分早ければ、富士山まで見えたのにね〜」と言われ。「普段の心がけが悪いから・・・」と、同年輩の人たちと歓談しながら休憩を取った。

山頂で30分間天候の回復を待つが、晴れそうもないので下山することにした。下山道は滑りやすく慎重に下ったが、反対に登りの人は急斜面に喘ぎ、天鳥川の渡川では苦労する人を多く目撃した。富士見平から瑞牆山の往復は、登り1時間・下り1時間・休憩30分の2時間30分だった。

富士見平から大弛峠への帰路は、金峰山のページへ