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「ひふみ」

 

ひふみよいむなやこともちろらねしきるゆゐつわぬそをたはくめかうおゑにさりへてのますあせえほれけ

ん・・

私たちは詩(うた)の結晶体だから、隣接するだけで響きあい、癒し癒されるものなのではなかったのか。

 

数えられるものたちの絆

ひふみ・・詩(うた)の体としての

あれは確か二つの、魅かれ合う光と響き、魂と魄、呼び合う声を祀ろうとして・・三位一体となった。

 

詩(うた)が体なんて ステキ!

 

驚きを受けとめ表現する

みよい・・感動体。

闇の世に在りしが融け合い、詩(うた)の体として私たちは生まれた。

 

結ばれるために互いの光を与え合う存在であった。

 

いむな・・嫌ったのはたぶん眩しすぎたこの輝き・・それともこの体なの?

 

向かい風に笑いかける勇気があれば

魂でさえ進化するかも?

なやこ・・指し示された名前

その目指すべき世界を思い出して

名前に秘められた本当の意味を・・

 

痛みを受けとめ寄り添う

ことも・・その尊い働きだった。

どこで忘れてしまったのだろう。

あの日の教室? それとも逃げ出した校庭?

隠してあったノートのページを風がめくって・・そこに挟み置かれていたのは何?

痛みを癒そうとして ひとりでに揺れだしたブランコ

風は歌ってる。

 

音の花束を捧げる

もちろ・・心の働き

詩(うた)の本当の力

胸に埋めた雨の中にも光が香る。

隠れていたあの瞳たちが何処かで鐘を鳴らしてる。

小さな炎 燃えてる雫 涙なの? それとも星の王子さまかしら?

樹々の葉が希望の飛沫を飛ばして

雨も歌ってる。

 

仄かな香りを放つ

ろらね・・心たちの声

・・風の中に祈りの息をみつけたよ。

トンネルをのこしていった砂場にも 息を通わせる

ほら 鼻先にもふれ 前髪を梳かしてる。

・・雨の中に祈りの炎を見つけたよ。

チャプチャプ・・

水たまりに雨が描く同心円を傘で消して歩いてる。ウフフ・・

 

祈りの光で夢を見てるの?

ねしき・・眠っていた種・・

夢は願を叶えるために輝き始め

光と闇を求めてる

その調べは空を思い 芽は空へと歌う。空が歌を覚える。

その調べは地を思い 根は地へと歌う。地が歌を覚える。

 

きるゆ・・臨界

風が 雨が 空が 地が 草も樹もみんな歌ってるから・・

世界は祈りの息で満ちている。

 

思い出さなくちゃね。

 

無限

ゆゐつ・・無二 結ばれる思い 祈りの詩(うた)

 

調和

つわぬ・・光と手を繋いでいるような環の中で

誰も排除されることのない絆を胸に

私たちは祈りの感動体として生まれたのではなかったのか?

 

古からの息

ぬそを・・詩(うた)でつないできた祈り。

その呼び合う声を祀ろうとして私たちは生まれたのではなかったのか。 

 

笑顔が見たくて

慰めたくて

をたは・・嬉しい? 楽しい?

命が見せる一瞬の表情。それが笑顔であればこんなにも輝いて見える。

あなたの笑顔を胸に包んで瞳を閉じる。忘れないよ。

 

その余韻に息を合せる

はくめ・・うけい

共に生きると誓った。

 

何時もそばにいるね。

 

祈ることしかできないけれど

めかう・・見つめ合えば 手を繋いでいるような時間が生まれた。

瞳の中にも優しさをみつけたよ。

 

置いてきたぬくもりを取り戻さなくちゃね。

 

光の声で命を追いかける

うおゑ・・溢れる思い 祈りの糸で言葉を編めば、見えない世界と繋がっていく。

 

供物を供え、香を焚く。

ゑにさ・・いけにえの儀

逆流する時間。

忘れ物を取りに行くための・・

 

そんな風に考えることが

さりへ・・法を求める。心の? それともお星さまのかしら?

 

日月のうたで透けてゆく

へての・・思い

澄みわたるその時まで

心の熱からは夢が香るね

 

名前を選んでね

精霊と魔物の血を

のます・・混沌の森から奇跡?天国と地獄、この世とあの世。

仏様のまわりに円を描いて魔法をかける。

 

物凄いエネルギーが無限に広がる世界

すあせ・・始まりの棲みか

小さくちいさく、小さくなって

 

気づいたことを伝える

せえほ・・火の絆。

どんなことに情熱を注いだらいいの?

 

輪廻を繰り返す者たちを貫いて 永久に流れる

魂の進化

表現することでその物差しが生まれるの?

 

夢中になれる元気

ほれけ・・蓮華の炎

あなたから吹いてくる火の風を胸に埋める