ミッキーマウスの形で独楽を作ってみました。白っぽいのがパインの集成材、もうひとつは桂です。ともにオイル仕上げにしました。設置面をなるべく減らすよう、真下に3mmのピンを垂直に仕込みました。これで回せば、ミッキーマウスの顔の形が出るはず!
あれれ!パイナップルが回っているようにしか見えません。しょんぼりです。また新たな独楽を考えることにして、今回は失敗作でした。ウルウル。
花雛
・組み木絵
製作過程
まずは、原画とそれが入る板(今回は桂、厚さ20mm)を用意します。
この桂の板と同じ大きさのシナベニヤ2枚(今回厚みは各4mm)も用意します。
1枚のシナベニヤに両面テープを貼ります。(見えにくいですが今回は3本貼ってあります。)
このシナベニヤと桂の板(木裏)を張り合わせます。断面図はこのようになります。
ここで、桂の表部分全体にサンドペーパーで磨き表面を整えます。
剥がせる糊(スプレータイプ:H/Cなどに市販されています)を、原画にまんべんなく吹きつけ桂の木の表面に貼り付けます。
切り始めの部分にボール盤で穴を開けます。(切り抜いてしまう部分がある場合は1.5mm、切り抜く部分がない場合は1.0mmの穴を開け糸鋸の挟み代を削って1.0mmにします。)

   挟み代研ぎジグは → こちら

原画の輪郭を糸鋸で挽きます
裏面のシナベニヤを剥がします。結構よく引っ付いています。剥がすのに、だいぶ苦労しました。ここでこのシナベニヤはお払い箱です。もったいないけどさようなら。
もう一枚のシナベニヤを用意し桂の木の裏面に木工ボンドをまんべんなく塗り、シナベニヤを貼り付けます
ここで、表の切り口にサンドペーパー(#240位)をかけ、面取りします。
次に原画の後ろについているシナベニヤを今度は、傷つけたり、割ったりしないよう、慎重に取り外します。(もちろん両面テープの跡はしっかり取ってください。)
剥がしたシナベニヤを先ほど作成した木枠に木工ボンドを塗って、はめ込みます。テーパーが出来ていると入らないこともありますので、輪郭を挽くときは慎重に行ってください。この時点で原画は木枠より4.0mm高くなり立体感が出るのです。
原画の線に沿って1パーツずつ切り抜き、サンドペーパーで磨き、木工ボンドで貼り付けていきます。
全て終了です。もう一度サンドペーパーで表面を磨き、木彫オイルを塗り上げて完成です。

ディズニー作品と木工の夢のコラボ。どうして今まで気づかなかったのか不思議なくらい我が家はディズニーフリークです。もっといろんなバリエーションで作っていきたいです作っていきたいです。

・ミッキー独楽

Copyrigh (c) 2007,Boo