クリスマス in ドイツ 

長いフライト時間を考えると実質4日間のヨーロッパの旅はチョットもったいない感じでしたが、急に友人と話がまとまってドイツ7日間クリスマスマーケットを訪ねる旅に参加してきました。


11月30日午前11時KLM機にて関空出発。

古い機体らしくいかにも狭いシートで窮屈なことといったらなく・・・体格のいい友は足の位置を変えるのもままならない状態で「次はビジネスでなくっちゃ・・・」な〜んて苦笑することしきり。

機内サービスも経費節減か結構質素でワインを頼んで「ない」と言われたり「後から・・・」と言われたまま出てこなかったり(笑)

現地時間夜の7時過ぎ乗り継ぎのアムステルダム空港に到着しました。

ヨーロッパ空路の中継地らしくビックリするほど広い空港で4時間ほどの待ち時間も何とか凌げましたが、時間制料金のインターネットコナーを見つけたのに気後れしてしまい残念でした!
お友達に「グーテンダーク」なんて驚かせてみたかったのですが〜

アムステルダムから1時間でフランクフルト、アム・マイン空港に到着。
近くのホテルにてこの日は寝るだけです・・・

ホテル玄関の大きくシンプルなツリー


12月1日 フランクフルト〜エスリンゲン〜シュトゥットガルトへ

朝8時まだ夜が明けきらない中ホテル出発。9時過ぎになってバスの車窓から風景を眺めることが出来、ヨーロッパの冬の夜が長いことを実感しました。

ガイドさんの説明で高速道路の建設は戦争時の滑走路をイメージしてヒットラーが初めて構想、実現させたものであることを知り、あの悲惨な戦争の歴史を背負った国を訪れているということに急に厳粛な気分を感じました。
最初の訪問地エスリンゲン

城砦であった高台から見下ろす町並みは静かで落ち着いた雰囲気。


城壁跡の一隅にこんなユーモラスな飾りつけ・・・


ここのクリスマス市は店の人たちがみなそれぞれに中世の服装をしていて、校外学習というところでしょうか犬を連れたつれた青年が子供達に店先でなにやら講釈?を。 とても興味があったのですがガイドさんもその理由や内容は知らないとのことで残念でした。 ヨーロッパの子供って可愛らしい!


クリスマスマーケット名物グリュウワイン。
スパイスが効いた甘めのホットワインです。
昼まっから・・・
城壁の見張り台がレストランになっていてここでランチタイム。 ドイツ最初のビール!
ヴァイツェンはおいしかった〜♪


昼食後シュトゥットガルトに向かうが途中から小雨模様。
クリスマスマーケットに案内されてすぐに傘は不要になり心配された寒さもうその様でした。お店の屋根にそれぞれ趣向を凝らしたデコレーションがここの売りもの。
約ひと月間クリスマスマーケットで買い物をしたり騒いだり、雰囲気を楽しむドイツ人の熱気が漂って少し気分高揚・・・



連れと4人で歩き回った挙句に入ったイタリアンレストランでは大きなピザを一人で食べちゃうドイツ人の食欲に
ビックリ。 2つで充分と思ったけれど悪い気がしてパスタもひとつ頼み4人で必至で食べました。

この日のホテルはかなり立派で雰囲気も良くて満足♪
おまけに翌朝の食事メニューの充実ぶりはちょっとしたパーティ?と思うほど豊富で、鳥や豚肉料理には手が出ない私としてはここぞとばかりチョット欲張ってあれこれ味わってみました。
旅の間中共通してドイツパンの美味しいことと言ったらパン好きの私にはたまりませんでした〜♪
ラム酒付けのナッツ類で包まれたクリームチーズは絶品!探したけれどどこでも見当たらず残念! 各テーブルにセットされた可愛い飾り鉢


12月2日 シュトゥットガル〜ディンケンスビュール=ローテンブルグへ


ロマンチック街道をひた走りましたが曇り空の下道路沿いの農地は霜が降りて時々グレーに染まる幻想的な風景が広がり中々素敵・・・
バスのスピードとシャッターチャンスのタイミングが合わずかなり焦りながらやっと一枚だけ、雰囲気がつかめましたでしょうか? 北海道の十勝に良く似た雰囲気も所々に見られて。





日本語の案内看板がかかっていて入ってみたかった雑貨屋さんのようなお店。
時間がなくてこれも心残り・・・


運転手さんが間違ったコースを走った為に時間が大きくずれてしまい、見所カットの足早の観光ですご〜〜く残念!

自分の足でゆっくり歩いて回りたい気がする町でしたぁ。
運河に囲まれていたのかどうか、門をくぐるとそこは中世の町といった感じの小さなかわいらしい町、ディンケンスビュールです。

小さな通りにパープルの窓べがとってもオシャレな感じ。


夕暮れ前にローテンブルグに到着。ここもまた城壁に囲まれ石畳が年代を感じさせる素敵な町。
プチホテルといった感じのロマンティックで可愛いホテルに宿泊でした。 
荷物を置いてメインストリートへ出た時にははや薄闇が降りはじめたのでまずは町周辺の風景をと大急ぎ・・・


ホテルの通りからマーケット方面を 城壁から眺めるブルク公園・・・薄闇の中でとってもロマンチックな雰囲気でしたが明るい日差しの中でも
眺めてみたかった


市庁舎前のマルクト広場周辺にごくこじんまりしたクリスマスマーケットが開かれていましたが、通りにはイルミネーションに彩られた可愛いお店がイッパイで、明日立ち寄るテディベアのふるさとギンゲンに近いからかベアの専門店もあちこちに。
それがお目当てだったツアーの皆さんお買い物にダッシュ状態でした。


ローテンブルグノ風物のひとつ、すかし細工の看板はお店の特徴を現すデザインになっていて楽しいものでした。


ホテル内もクリスマスの飾り付けでムード満点。

下のクッキーのオーナメントはユニークで微笑ましい可愛らしさでした