【ファン・エイク兄弟「子羊の祭壇画」】


この絵はベルギーの古都ゲントにあるシント・バーフォ教会の祭壇画です。


以下は、私がゲントを訪れたときの日記です。。。

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ブラッセルからバスに揺られて1時間。
古都ゲントへやって来ました。

町を貫いて流れるレイエ河に沿って
12世紀から17世紀の間にできた数件のギルドハウスが並んでいます。
そしてなにやらいかめしい建物が三つ。。。
聖二コラス教会・鐘楼、
そしてお目当ての聖バーフ大聖堂。
フランドル絵画の最高傑作、ファン・エイク兄弟による「神秘の子羊」です。

この祭壇画は観音開きになっていて、
内側上段中央に父なる神、左右に聖母と洗礼者ヨハネ、奏楽の天使達、アダムとイブ。

下段は、横に一続きの場面で天使、旧約聖書の預言者、
聖人らによる「神秘の子羊の礼拝」があらわされています。
子羊はイエスさまの象徴。
そのはるか頭上に聖霊の鳩。
そして先程の神へと繋がっていて三位一体があらわされています。
神が纏ってる衣の赤・マリアさまの濃紺・聖ヨハネのグリーンがなんとも美しく色鮮やかで印象的でした。
こんな色づかいがしたい・・ ・・。。

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外側には、「受胎告知」「寄進者夫妻の肖像画」
「洗礼者聖聖ヨハネ」「福音記者聖ヨハネ」の彫刻を模した像が描かれています。

     

              
  ビッテ所蔵の絵はがき*観音開きになっています            両サイドを閉じると「受胎告知」「洗礼者聖ヨハネ」
                                              「福音書記者聖ヨハネ」「寄進者夫妻の肖像」など描かれています



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