アルブレヒト・デューラー「メランコリアT」
1514年:銅版画





謎が多い作品で、解釈に関する議論は未だに続いているそうです。

@羽根がある女性
Aコンパスを片手に考え込む人物
B足元に散らばる大工道具
CD幾何学を思わせる球体と多面体の石
EF重さを計る天秤と時を計る砂時計

                     
女性の足元には、職人の大工道具。
上のほうには、天秤や砂時計があります。

いろんな物を身の回りに揃えているのに、
座り込んで何もせず頬杖ついてどうしようもない女性のようにも見えます。

が、これは・・・

この芸術家は今思考の真っ最中で
羽根も道具も兼ね備えていて
あとはアイデア(インスピレーション)さえひらめけば
大きくはばたけることを寓意で描かれているという解釈をしていただきました。
(メレンコリアは、中世の頃より芸術家の特質の一つと考えられてきました)