このタイプが今もっとも一般的で、自作する場合も一番手頃だと言えるでしょう。
バスレフ形スピーカー(位相反転形スピーカー)は、低音増強用に丸や角形の共鳴管(ダクト)を付けたスピーカーです。「第1図」
音波が空洞と筒で共鳴する現象を利用したもので、ユニットの背面からの音を空洞(箱の容積)とダクトで共鳴させて、低音域の量感を補うものです。
密閉箱に比べると低音の量感が得やすい上に、箱の大きさについても、自由度が高いスピーカーです。
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バスレフ箱の製作例です。テレビの横でも、パソコンの横でも置けるように防磁形(磁気漏れのない)ユニットで作りました。「第5図」 「第6図」がスピーカー内側の構造及びサイズ、「第7図」が板のけがき図です。 あくまでも1例ですので寸法も正確に同じに作る必要はありません。 使用材料は、15mm厚の米松です。奥行き、幅、高さ、どの寸法も使う板のサイズで切りやすいように作ってかまいません。 スピーカー・ユニットは fostex の FE87 です。 |
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