密閉型スピーカーは、ユニットを付けた状態で、他に全然隙間(穴)のないスピーカーです。
平面バッフル形スピーカーと比較すると、ユニットの前後に干渉が完全に遮断されます。
そのことにより低域特性が変化します、最低共振周波数が高くなってしまうのです。その特性をちょうどいいところへもってくるために考えないといけないポイントが内容量です。
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小型密閉箱の製作例です。「第3図」 「第4図」がスピーカーのサイズ、「第5図」が板のけがき図です。 あくまでも1例ですので寸法も正確に同じに作る必要はありません。 使用材料は、20mm厚の檜です。奥行き、幅、高さ、どの寸法も使う板のサイズで切りやすいように作ってかまいません。 スタンドの部分も40mm厚の檜を丸く削って使っていますが、形、厚さすべて自由です。Fも直径30mmの丸棒を50mm使っていますが、これも好みです。 スピーカー・ユニットは松下電器(Technics)製の 7F10 です。適正内容量:0.8g |
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