●昭和81年・平成18年●


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川柳、俳句でも17文字にするのはお好きですか?
又又、短歌、都都逸も・・・

*春の季語少し入れます
 早春、春寒、雨水(雪が雨に変わる、雪や氷が溶けて水となる)・2月18,9日頃
 雪崩、雪間、雪解、薄氷(ウスライ)、
 多喜二忌(小説家小林多喜二の命日2月20日・他に虐殺日というそうです。)
 

         


  *文字が好きな方は、メールでどうぞ。待っています。
 いっしょに俳号?(御自分の愛称)も入れてください。(酔楽)

*17年分消えてしまいましたので又、311から始めます。
(壱月)
311・だらだらと酒びたりの年は暮れて
312・卓囲み我が家の雑煮ふるまひて
313・初手水光授かり玉雫
314・初手水こぼる玉水光り合ひ
315・初仕事千客万来恵比須顔
316・故郷の蜜柑重なる仏座前
317・年酒酌むおらが田舎の言葉して
318・酢海鼠や寒露寒露と酒手合
319・鏡割り入れ歯はずしてしるこかな
320・鍋つつく背中丸めて隙間風
321・1.きっとにらんで腹を打つ、いざ立たん朝青龍
    2.琴欧州伏し目・桃乳・異国のにおい
    3.旭鷲山、ほうきも一緒にもちましょう
    4.西方安馬、出身大江戸武家屋敷
    5.朝青龍かと問うたとき真顔で否定朝赤龍
    6.ポリスパトロールが始まった、露鵬登場
    7.白鵬ハタチ、息子と比べる親の驚愕
    8.羽田線、脳裏かすめる時天空
    9.俺は知ってる、黒海=チョールヌエモーリャ(horirin)
322・外国力士十二人集
    1.ポンと一打ち腹鼓・くるりと返りゃ、漲る力・益荒男の雄
    2.伏し目・流し目・畳の目、朋になったか琴欧州
    3.旭鷲山、ほうきももたせた方がいい
    4.太刀と着流しワンセット、安馬関ぜひともご試着を
    5.朝赤龍、太刀持姿の凛々しさを、やっと気付いた昨日今日
    6.露鵬兄貴が来たからなんだ、俺も来たんだこの日本
    7.勝っ手にしやがれこの野郎。四股名は白露、ゴロがいまいち山つけろ
    8.白鵬ハタチの解説聞けば、母腰抜かし父顎外す
    9.時、天空橋を過ぎる頃、羽田空港もう間近
   10.黒海関への質問で、貴の国にも田吾作・デン助?
   11.ご安心あれ春日王、奉納手数入り明治の神宮
   12.旭天鵬、尻は青いぞ日本でも、国は変われど血は同じ(horirin)
323・メールして熱燗すする二人酒
324・窓を打つ俺が田舎の雪連れて
325・降る雪や切れたネオンの文字消して
326・降る雪や消えて足音靴跡も
327・降る雪や足音隠す逢瀬かな

(弐月)
328・どっと来て立春大吉渋谷支部
329・重いのは夜の春雪4センチ
330・もの憂いてやがて確かに春の風邪
(拾弐月)
331・座しても風鳴く窓の隙間風

12月24日(日)、六義園、冬季俳句会開催
       天気晴朗風は穏やか肌身に少し寒し・・・


   *当日の俳句
1.冬空にカラス鳴き群れ明けの光へ
2.静かなる風に吹かるる小さき草(佳)
3.砂利の上ガサガサ歩く落葉道
4.落葉舞ひ鳴くや空には寒烏
5.風に舞ふ落葉はひらり靴に降る(麗)
6.あら楽し浮世忘れて六義園
7.小春日や番ひ(ツガイ)に優し浮寝鳥
8.クリスマスイブにもめげず六義園
9.円すいに飾る雪吊松ツリー
10.足元にちぎり絵描く枯れ紅葉(芳)
11.冬空に烏鳴く鳴き六義園
12.風おして茶屋に置かるる枯葉かな
13.コート着るボタン一つの掛け違ひ
14.彩りの落葉踏みしむ風の道
15.師走空ひこうき雲の滑走路
16.陽をまとい肩を寄せ合ふ番ひ鳩
17.赤海鼠(アカナマコ)切りて冷たき海を見る
18.菰巻(コモマキ)のまだ芳しき縄の締め
   以上18句。天は、10番。地は、2番。人は、5番でした。
   次回の大会は、来年春の予定です。

332.木枯や窓拭く芥こちら見て
    木枯や窓にもたれし肘の傷
333.  


平成16年迄