このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、謹んでお見舞いを申し上げます。
皆様の安全と一日も早い被災地の復興を、心からお祈り申し上げます。
桜花満開となる卯月4月を迎えました。本来であれば若干の景気回復を喜び、お花見などで盛り上がりたいところです。しかし、自然の猛威に打ちのめされた被災者の方々の苦しみ思うと、日本赤十字社を通して僅かばかりのご支援をさせていただいてはいるものの、自身の為す術のなさにもどかしさを覚えます。
まずは、国政に携わる与野党が一致協力し、被災者の方々が納得した生活再建を一日も早く果たすことができるように、最優先に取り組むことを熱望しています。たとえそれが国民に辛抱ばかりを求めるものであったとしても、そのための期限を切った展望あるビジョンが示されていれば、国民は最大限の協力を惜しまないと思います。日本人の矜持は捨てたものではありません。
弊社においても、原料が入手できなくなったり急なキャンセルを受けたりと、かなりの影響が出始めています。だからこそのこの危急存亡のときに臨み、「弊社でできることは何か?」と自問してみました。零細であるがゆえのジレンマばかりが先に立ってしまします。しかしながら、今まさに貢献できることは「お客様のオーダーを、その要求を充分に満足させることである」と意識し続けることだと考えています。工夫と精勤を尽くすことこそが、被災された方々の復興を蔭ながら応援することになるのではないかと考えています。
不満や未練を覚えることを努めて自戒しながら、被災された方々の一日も早い発展的復活を祈念いたしております。
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