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粘 技奉 Up !

伴化成では、プラスチック精密射出成形での「ものづくり」には、頑固なまでのこだわりを持って取り組んでいます。
成形機が7台しかないのに、フッ素やスーパーエンプラの取り扱い原料が40数種類に上っています。

困難には粘り強く向き合い、弛まぬ技術の向上に精進し、お客様のご要望には奉仕の精神を持ってお応えすること

“ Never give up ! ” に倣い
このように決意しています。
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2011年1月6日(木)
今年は卯年、跳びます!飛びます!

謹んで新春のお慶びを申し上げます

旧年中は格別のご厚情を頂戴し、心より厚く御礼申し上げます。

株価が「跳ねる」ように上昇するらしい卯年を迎えました。戦後五回の年間平均騰落率がプラス23.1%で、辰年と子年に引き続いての3位のようですし、朝鮮戦争当時は63%に迫る断トツらしいです。米国でも同様で、ダウ・ジョーンズにおける二十世紀中9回の平均上昇率は20%と、他の仲間を圧倒しています。ある意味では面目躍如というところでしょうか。12年ぶりに登場するのだから、昼寝をすることなどなく、登り坂と決め込むことを期待したいですね。

さて、ウサギを主人公にした寓話の類は、洋の東西や新旧を問わず数多くあります。「因幡の白兎」に「カチカチ山」、それにバックスバーニーなど。最後の結末は悲喜交々ですが、どの主人公にも「抜け目がなくてイタズラ好き」というトリックスターとしての共通性があるように思えます。

また、英語表現に“ hold with the hare and run with the hounds”があります。これには、浮気が発覚しそうなのに何とか切り抜けているけれど、結果的には火傷を負ってしまう「チョイ悪オヤジ」的情景が思い起こされるのです。

ペットや食肉としても大きな貢献を果たしているのに、イマイチ評価が得られていないように感じられるのは、「発情期がなくて、一年中いつでもセックスできるのは、人間以外の哺乳類ではウサギだけ」という特性によるのかもしれません。天敵や外敵から種を保存するために発達したとはいうものの、やはり身近な同類なのだと思うのですが、いかがでしょうか。

ところで、今年はいったいどのような年になるのでしょうか。

55年体制を55年余りの年月をかけて解消した喜びや期待が、瞬く間に終了して不信感だけが募ったのが昨年の寅年でした。成果が何もないままに、犬兎の争いだけが引き続き繰り広げられています。両者が異常にしぶといことから、将来が展望できる政策を期待しても無駄なようです。ただ、春には大きな選択のチャンスが存在するようですので、「覇者は国民にあり」と言えるのかもしれません。いずれにしても、「為さぬ堪忍、するが堪忍」の一年になりそうです。

さて弊社も、烏飛兎走に抗いながら、後塵を拝することがないように、奮励努力に励みたいと存じます。本年も倍旧のご指導とご鞭撻のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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