SPEAKERS

<Stephens Trusonic 80FR>

WesternのライセンスをとりTrusonicブランド名で製品を出していたStephens社ですが、とても評判のよいユニットが多いようです。 一度はじっくりと聴いてみたいと思っていたところへ、1個だけですがたまたま見つかり、私にもなんとか出来る範囲のものでしたのでモノラル使用として入手してみました。 一部のソース(チェンバロ・ギター・チェロ等ソロ演奏)用にモノラル・システムを作ろうと考えていて、本当はチェロ用に10インチか12インチを考えていたのですがとりあえずこれで初めてみましょう。 チェンバロ・ギター用にはもっと口径の小さなユニットを考えているのですが・・・。 どういう位置づけになるでしょうか・・。 50年代から60年代初めの録音のJAZZにもモノラル装置が合いそうな気がしているのですが・・。 いろいろ試してみましょう。  (Nov. 2004) 



755Eやワーフェデールに比べれば、少しは新しいほうですが、それでも60年代前半くらいのものです。 周波数的には15KHz位まで伸びているらしいので、ALTEC 755Eよりは高域の抜けがいいかもしれません。 巷の評判では、情報量が多く、分解能がいいとか、音の密度が濃いとか、なかなかいいものです。 ALTECの755Eよりは、本家の755Aに近いかもと勝手に期待しておりました。
この他に、12インチのフルレンジや同軸2WAY、また15インチの同軸2WAY、アルテックの604Eに似たものやホーンがJBLの075に似たユニットが付いている物等が出ているようです。 でも、日本であまり多くは出回ってないようです。 今までは本当にたまにしか見なかったのですが、ここ数ヶ月急に色々なところに出てきています。 どこからか、まとめて輸入されたんですかね・・。 とにかく、ゆっくり聴く機会が出来てよかったです。
仕様: 20cm フルレンジ・スピーカー
入力インピーダンス: 16オーム
出力音圧レベル: 93〜95dB位
非常にきちっとした音の出方です、どの帯域も不足感なく出てくれるみたいですし、目立った個性もまだ出てきていません。 ちゃんとしたモノラル用のアンプをやっと最近作ったので、ゆっくりと聴く機会が増えてきています。 それでも、メインではないのでどうしても、あいてる時間に鳴らしこみをしたりで、ほんとうに腰を据えてはまだあまり聴けていません。 もっとじっくり聴いて、専用アンプをデザインしたいと思います。    (Feb. 2008)


黒・赤・ゴールドの色使いはかなり目だってイン
パクトがありますよね。 この写真の写りはあま
り良くないのですが・・・。 ついこの姿に音も良
さそうと思ってしまいます。 でも、このメーカー
のスピーカー、知る人ぞ知るという感じで聴い
たことがある人にはとっても評判がいいです
ね。 
センター・キャップも金色、フルレンジ系は12
インチも15インチも同じデザインのものが多
いようです。
購入したお店で以前に出ていた同じ80FRなん
ですが、この色がなんとなく気になって手を出
せませんでした。 お店で裸で聞いた限りでは、
ちょっと音の出方が違うような気がしたんです
が、気のせいですかね。 つい最近までみかけ
たのですが・・、ちょっと前に売れたようです。
とりあえず、バロネット・タイプの箱(Warfedale
を1台入れ替えて)で、試聴テストをしていま
す。


同じTrusonicの12インチ・フルレンジ (120FR) 同、12インチ同軸タイプ。 同じトゥィーターを使った
15インチタイプもあります。 (120CX)
違うタイプの15インチ同軸2Wayタイプ。 ALTECの604
に似たデザインです。 (206AX)
206AXのトゥィーター部分のみ独立したようなホーン型トゥィーター。 (Model 214)
15インチの同軸を鳴らすほど部屋が広くないので、このトゥィーターを単独で入手。 80FRとは、PriceではちょっとGRADEの差が・・・。 でも試聴位置としてはかなり距離をとったほうがいいようですので、今の部屋では使うのが難しそうです。 メインのスピーカーは15インチになってしまいましたが・・。 アンプとの相性でチェンバロとかが漂ってくれるかもしれません。 チャレンジ中です。




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