SPEAKERS

<EV 409-8E>

EVブランドでの、ALTEC409−8Eの復刻版です。 最近またALTECブランドが復活して、CD408−8Aというモデルが出ています。 外観からは同じように見えます。




新品でかつ手頃な値段で入手できたので、8インチ(20cm)フルレンジのテスト用に最初に購入しました。 好きな部類のアルテック・サウンドが簡単に味わえるので、とりあえずこれでしばらくテストをするつもりだったのですが、755とか、ワーフェデールを次々に入手してしまったので、しばらく休眠しておりました。 755用の箱を新規入手したのでテスト用の箱で再度復活です。 しばらく新しい仲間がこないことを祈りつつ・・・。 
音はアルテックっぽい、よく前に張り出してくる明るい音がでます。 昔から、アルテックのスピーカーは、トランジスタのアンプで鳴らすとちょっと肌理が粗いような感じもしますが、まだ、エージングも満足に終わっていない状態ですから、もうしばらく鳴らし込まないとなんとも言えません。 球のアンプで鳴らすと全く表情が変わってしまうことも多いのですが、これもしばらくいろいろテストしてみることにしましょう。
全体的には、中域中心ですが(といっても755等に比べれば、格段に広い帯域がカバーされております)、低域も適度に締まってはいても量感の不足感はありません、高域の厚みもあり、明るい感じの中域を中心に前にグングン張り出してくるタイプの音です。 ライブ演奏での空気感が再現できるようにもう少し奥行きが感じられたり、音に艶があれば、ジャズが楽しく聴けるスピーカーです。 まだまだエージングされてないので、これから鳴らしこんでいけばかなりよくなりそうです。 また、真空管のアンプでもかなりそういった良さが出てくるかもしれませんね。 とっても楽しみになってきました。 ただ、もう少しいろいろな箱でテストしてみたい感じもします。 755Eを入れた、銀箱などもかなりいいかもしれません。 ちょっと低域はでないかもしれませんが・・・。
同じアルテックなのですが、鳴り方はかなり755Eとは違う感じがします。 でも、これは755の方がアルテックらしくないのかもしれません。
仕様: 20cm フルレンジ・スピーカー
入力インピーダンス: 8オーム
出力音圧レベル: 97dB位


テスト用の仮箱(元の鞘)に収まった4
09−8E,しばらくはこれで鳴らしてみ
ましょう。
低域はでませんが、この箱が結構合うかもし
れません。 (CD408−8A)は、この箱の推
奨ユニットになっています。
購入したお店での以前の推奨箱。 現
在このバックロード箱は、SOLD OUT
で入手不可。
現在の推奨箱。 ワーフェデールを入れてい
る箱の新ヴァージョン。 板の厚みがあり、抑
制が効いています。 755では、相性がもうひ
とつという感じがしました。




 ( Audio-Speakerのページに戻る)