SPEAKERS

<ALTEC Lancing - 602D>

これから長くメイン・スピーカーとして使おうと入手したスピーカーです。 ユニットはALTEC602D、15インチの同軸型で、ALTEC製の箱に入っていますが、箱込みでの製品番号は分りません。 業務用で15インチ用同軸ユニット用で有名な箱は、 612、620または614といったところですが、614と同じか少し小さめの箱です。 小さなスタジオかなにか専用に作られたのかもしれません。(カスタム・モデル?) 右の後面からの写真のように15インチユニットが横幅ギリギリに取付けられています。 大きさは、幅45cm、高さ60cm、奥行き30cmです。 高域ホーン・ツィーターとのクロスは3KHzです。 ツィーターはALTECの「3000H」相当ですが、ホーンの材質が違うようです。 15インチ・ウーファーで3KHzまでカバーしているので、ちょっと中域が抜けるかも、と思ったのですが、低域ユニットの強力なマグネットとこの小さめな箱が功を奏してか、あまり中抜けは感じられません。 アンプで中域を充実させれば充分補えるのではと思っています。
ホーン型でありながら繊細な高域が出る分、クラシックでもとてもいい響きを聴かせてくれていますし、弦楽器や木管楽器も艶のある音を聴かせてくれています。 どちらかというと、755Eの音味に似ているかもしれません。 ホーンですのでもちろん音の輪郭ははっきりしていますので、ジャズ等でもなかなか聴かせてくれます。 





602Cの頃のものですが、ALTECのDUPLEX(604以外)のSpecificationです。
仕様:15インチ ウーファー + 同軸型ホーン・トゥィーター (ALTEC 602 Speaker Unit)
入力インピーダンス: 8 オーム
出力音圧レベル: 102db
大きさ: 450x600x300 



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