SPEAKERS

<L-26 Decade>

モニター・スピーカーの爆発的人気が出る少し前、JBLのコンシューマー向けのLシリーズにブックシェルフ型が出されました。 確か3種類くらいあったと記憶していますが、このL26がバランスが一番よかったのですが、当時の名器のひとつだと信じています。 私が入手したのは多分1978年頃だと思います。


HS−500をしばらく使っていてクラシックとかジャズ・ギターのソロ等には満足していたのですが、やはりもうひとつスタンダードなジャズで躍動感が感じられないのが不満になり、併用を目的で購入したのがこのJBLのL26 Decadeです。 最初に使用した米国製のスピーカーでした。 初めて聴いた時とっても新鮮な感じがしました。 この時から常時2種類以上のスピーカーを音楽によって切り替えて聴くようになってしまいました。 欲張らずに2WAYとしていたので、HS−500同様に音のバランスがとてもよく、特に軽やかな低音は好きでした。 その後ジャズ再生用はJBLのL200に替わりました。 ひとつはホーンから出る中高音が聴きたかったのと、会社の先輩宅で聴いたL300の音に圧倒されてしまったからでした。 L300にしなかったのは、最初に使ったスピーカーが3WAYで、そのあとのHS−500とこのL26、2台の2WAYスピーカーの音ののバランスがとてもよかったので、大型システムでも2WAYを選びました。


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