SPEAKERS

<HS-500>

ローディー(日立のオーディオ・ブランド)の懐かしき名器、HS−500です。 20cmウーファーとホーン・ツィーターの2WAYスピーカーなのですが、このホーン・ツィーターはとっても柔らかな音がします。 初めて使ったホーン・スピーカーですが、このスピーカーを使ったことによってホーン・スピーカーが好きになり、このあとのスピーカー選びにかなり影響を与えたスピーカーでした。



今まで使ったきたスピーカーは米国製か英国製のものが多いのですが、数少ない国産メーカーのスピーカーです。 全体にとっても柔らかな音がして、とても聴きやすいのですが、高域では輪郭がぼやけないのはやはりホーン・スピーカーの成せる業なのでしょうか。 クラシック、特に小編成のものはとてもよく鳴ってくれました。 さすがにジャズを聴くには低域がもっと締まって欲しかったのですが、決して全然だめというものではありませんでしたが、このスピーカーを使っていてJAZZ用が欲しくなり、2種類のスピーカー使用が始まりました。 ただ、演奏によっては充分楽しめる音を出していました。 たとえば、ジョー・パスのソロ・ギターやヴォーカル等はこれしかでない魅力のある雰囲気が出ていましたが、QUADのESLを導入した時に置き場所がなくなり手放してしまいました。ESL等とはかなり得意分野が違ったので、残しておきたかったのですが、複数使うのは難しいですね。 現在使用しているスピーカーでは、755Eが似たような雰囲気を出しています。



 ( Audio-Speakerのページに戻る)