新しい音の世界を求めて
<System History>
このサイトでの新しい音の世界の前に使った機器・組み合わせも少し紹介したいと思います。 |
#1: 学生時代、最初に集めたシステムです。 本当は当時評判になり始めていた、KEFの104という英国製スピーカーを中心にしたかったのですが、当時秋葉原で1店のみでの扱いでしたが、そこの店員が評判にたがわず、JBLだけがスピーカーだと思い込んでる姿が見にくくて、この店での購入を諦めどこでも手に入る国産のスピーカーを選択しました。 この当時温治シリーズのSX-3が評判がよくかなり売れていたようです。 SX-3も結構よかったのですが、もう少し低音や高音の質がよさそうに思えたSX-7を選択しました。 この前はFMを中心に聞いていましたが、LPを聴きたくて、最初にLPプレーヤーを入手しFMラジオ(SONYのスカイセンサー)を拡張する簡易ステレオのような機器を使っていたので、それにに接続して聴いていました。 再生装置:
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#2 SX-7でもずいぶん長く楽しめましたが、昔聴いたKEFの音がやはり気になっていました。 卒業直前にYAMAHAの派遣店員でアルバイトをしていたお店で出会った先輩と話が合い、色々話をしているうちに、その人がちょうど新しいスピーカー(VITAVOXのBitonemejor)に換えた時期で、以前使っていた名機HS-500を譲り受けることになりました。 これを機に今まで使っていたスピーカーとアンプを大学の後輩に譲り、カートリッジとアンプをそのころ評判の良かったDENIONに変えてみました。 再生装置:
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#3 HS-500はさすがに素晴らしく、ホーン・ツィーターの素晴らしさを実感しました。ただ、JAZZに関しては少しおとなしすぎて、モダンジャズの熱い演奏が今一つの感じがあり、JAZZ試聴用にJBLのL-26を追加しました。 また、DENONのアンプの音が今一つ好みに合わなくて、カートリッジとアンプを交換しました。 A級アンプのM-22はとても素晴らしく、有名なM-4ほどの音場の広がりは出ませんが、小編成の音楽では素晴らしい音を聞かせてくれました。 再生機器
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#4 JBLのL26もずいぶん楽しませてくれましたが、ホーン・ツィーターの素晴らしさと、ライブ音源などでの音場感を再現できないかと思っていたのですが、会社の先輩の家で聴いたL-300の再生音がとてもよかったので、15インチウーファーで2WAYのL-200Bを導入してみました。 また、CDが発売され、低ノイズな再生音に驚き、早速1号機のCDP-101を購入しました。 ただ、コントロールアンプのC-2との相乗効果で広域の音が硬質になり、アコースティック楽器の空気感が出なくなってしまったので、少しでもそれらを再生できるようにコントロールアンプを管球式のCL-34に交換しました。 このCL-34とM-22の組み合わせは、今でも最高の組み合わせの一つと思っています。 ALTEC等の劇場用のスピーカーとは会いませんが、小編成の音楽では、とてもよく雰囲気を聞かせてくれたと思います。 後年、CL36UとM-300の中古を手に入れて使った時期もあり、かなり近い音が出ていたと思いますが、細かいところでは微妙に違っていました。 また一時期FMはあまり聴かなかったのですが、ウィーンフィル等が来日して泣かんかいい演奏を聞かせてくれたりしていたので、音の良いマランツの高級機種のチューナーを導入しました。 NHK-FMでの中継ではとてもいい音で聴かせてくれました。 このチューナーは重心の下がったとてもいい音を聞かせてくれました。 一時期オープンテープデッキも導入し、録音もしましたが、LP以上の音を聞かせてくれました。 その後、放送局の機器が変わり、音が変わってしまいましたので、また手放しました。 現在は真空管式のFM初期のFMチューナーを導入し、モノラルでクラシック番組等をBGMとして聴いています。 肩の力を抜いたものがラジオらしくいいですね。 再生機器
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#5 JBLのL200Bの導入で、JAZZの再生や大編成のクラシック等はかなり質が上がってかなり満足していました。 それで、バロックや小編成のクラシック用の再生機器も質の向上をはかりたく、原点に帰りKEFの新型、104abも検討しましたが、それ以上に気に入ったのが、QUADのESLでした。 このスピーカーから再生されるチェンバロの音や弦楽器・木管楽器音には驚かされました。 かなり特殊で、再生環境も選びそうなので迷いましたが、挑戦してみることにしました。 この時期、ESLとCL-34+M-22の組み合わせでは、bなロックは最高の音を聞かせてくれていました。 再生機器
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#6 QUADとJBLにはかなり満足していましたが、そんな時、会社でコアなオーディオ趣味の先輩に出会ってしまいました。 アンプは真空管を使って自作をし、またかなり技術を持っておられる方でした。 この人もスピーカーはVITAVOXのBitonemajorを使っていました。 300Bシングル・アンプを私の部屋まで持ってきて、デモまでしてくれて、アンプの自作を勧めてくれました。 彼のシステムでの再生音、また私のシステムへ管球式アンプを接続したときの音に感銘し、スピーカーをJBLからALTECへ変更し、LUX製の管球式アンプを導入しました。 そのあと、自作に挑戦し、300BシングルやSTCの4033XシングルでALTECを鳴らしていました。 再生機器
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#7 ALTECのスピーカーはWEの300Bシングルアンプ等でかなり満足に鳴ってくれました。 但し、プリアンプはESLとセットで手放してしまったので、回路はいろいろ試して、何度も改造はしましたが・・。 欲を出し、ESLも管球式アンプで鳴らしてみたくもう少し一般のスピーカーに近い鳴り方がしそうな新しいモデル(ESL63)が発売されたので、変更をしてしまいましたが、それが間違った選択だったようで、そこから泥沼にはまってしまいました。 プリアンプやESL系のスピーカーをを鳴らすためのパワーアンプには、ちゃんとした回路やその構成部品についての正しい知識、またそれを具現化する工作技術がないとダメなようでした。 中途半端な知識と未熟な技術により葛藤の末しばらく休眠状態が続き、ほとんどの装置をリセットした感じで新しい模索を始めました。 |
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