新しい音の世界を求めて
<Main System>
基本的には小編成のインスツルメンツ・ジャズとバロックが中心なので大きな出力や、大きな装置は必要ないと思うのですが、ライブ演奏の臨場感やアコースティック楽器の空気感が感じられる音で聴きたいですよね。 でも、この臨場感とか空気感って、比較的大きな容量のあるスピーカーとか、大きな部屋でないと出にくい気がしますが、現在の環境では多くは望めませんので、 少なくとも奥行き感が欲しいですね。 奥行き感を出すには、スピーカーではタイプによって違いますが、後ろの壁との距離を深めにするとか、真空管アンプではバイアスの深めの球を使うとかなり良くなると思いますね。 現在は、ゆったりとくつろげる時に音楽を聴くことが多いので、耳障りのいい音が好きですが、単純に柔らかいというのではなく音の芯がしっかりしてて、カチッとした音の反面、表面的には刺激感がなく、艶がある感じであればいいですね。 また、繊細感は出て欲しいのですが、音に厚みというか、密度というか実体感を感じるような力感が欲しいですね。 昔からの感覚ではクラシックを聴いても違和感のない音でジャズを聴きたいと思ってきました。例えば、金管楽器は光って艶のある響きが欲しい、でも金属的な硬さがあって欲しくないし、木管楽器では渋く光り、濡れたような艶のある音が出て欲しいし、ベースは弦を弾く音がしっかり締まった音で出て欲しいけれども、ボーイングでもうまく鳴って欲しいと思う。 などと贅沢を言っているのですが、最近、現在の部屋でかなりこういったことを実現してくれそうなスピーカーをやっと見つけました。 現在はSTEREOではジェンセンの2WAYのスピーカーとワーフェデールのフルレンジにスーパーツィーターを足したものでシステムの構築をしています。 アンプはWEのVT52や300B、RCA系の50が中心ですが、WEの古い205F系の442A(UXベース)を試しています。 バロックを気持ちよく再生してくれるので、どのジャンルでも楽しめる音が聴けるようなシンプル化への鍵になってくれるかもしれません。 また、モノラルでは、EMIの楕円スピーカーにデッカのリボンTweeter(Kelly)を追加して遊んでいます。 TWの追加で、EMIのモヤっとした部分が改善されています。 こちらは、FMとモノラル・レコードの再生が中心です。 |
Stereo Main
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Monoral Main
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メイン再生機器
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