AMPLIFIERS

No.9 <Luxman CL-36>

以前、真空管使用のプリアンプ、同じくラックスのCL-34とトランジスターのA級アンプを組み合わせて随分長く使っていましたが、その時の好印象が頭に残っていて、今回新しいリファレンス用のプリに、当時高価で買えなかったCL36のリミテッド・バージョンCL-36Ultimateを中古で入手しました。 CL-34はすっきりした音で好みでしたが、CL36の場合は顔がなんといっても好きですね。 マランツの#7のよりすっきりしたデザインも好きなんですが、このラックスの35/36シリーズの堂々とした顔立ちも好きですね。 顔じゃなくて、音で選べと言われそうですが、実はAudioでは顔も重要な要素の一つだと思っています。 そのスタイルと音が一致することも多いですし、見て楽しいものでなければ、音がよくてもちょっとつまらない気がしませんか? 目と耳の両方を満足させてくれるものをできるだけ選びたいですよね。




カートリッジやアナログLPは残っていますが、今のところ使用予定がないので、ライン・コントロール・アンプで充分だし、トーン・コントロールも分解能を落とすだけで、めったに使わないので、なくてもいいじゃないかと思うところなのですが、リファレンスとして使う場合いろいろな組み合わせで使ったり、いろいろなテストとして使うので、できるだけ調整できるほうがいいですし、きちっと、個々のスピーカー用に設計・調整したアンプを使う場合はいいのですが、多目的に使う場合はこれが結構約に立ちます。
M300との組み合わせでは、CDからの直接入力で感じた音の硬さはまったく感じなくなりました。 また、SL-1を通したときに感じた音痩せもまったくありません。 顔立ちどおり、音に空気感と厚みをもたらせてくれました。 満足・満足!
実は、最近M300の調子が悪くなり、替わりのリファレンス用パワー・アンプを探していたのですが、あまり深く考えずに専用プリ・アンプ付のQUADUを導入してしまいました。 
おい、このアンプどうするんだ、自作のアンプは単段で、SL-1+Flatアンプで駆動するのだろう・・・。 うっ、反省! しかたがない、今仕掛かり中のアンプを早く仕上げて繋がなくっちゃ。 それまでは、SL-1に入力切替器になってもらって、中間にトランス入れて、4033Xアンプ繋いどきます。 この組み合わせもなかなかいいのですよ。 それから、ゼンハイザ-のHD600との組み合わせでもピラミッド型のバランスでとってもゆったりとした響きを聴かせてくれます。 ま、できるだけ早くアンプ完成させましょう。 もう、1ヶ月以上、350Bが配線の開始を待っている。
仕様: 入力: 5系統+Tape入力  
出力: 2系統+REC OUT   推奨負荷インピーダンス=50KΩ



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