AMPLIFIERS

No.26 <VT52 SinglePower Amplifier>

メインの602Dを買ったお店、アポロ電子さんのオリジナル・アンプ。 カップリング・コンデンサーに双信のシルバード・マイカを使っています。 既に入手困難なこのコンデンサーだけでも希少価値ですが、それを生かした45アンプと同じ小出力アンプですが、ヒーターが5V以上でプレート電圧が250V以上なら色々な直熱管が挿し替えできます。
本来は5V球の71Aと300Bのコンパチブル・アンプとして設計されましたが、ほかの球でも使えますので、面白さ・有効度倍増です。 私自身も、気が付かない間に随分出力管を買ってしまいましたので、これがあれば何台も用意しなくても、1台で挿し替えてそれらの球を楽しめます。   

  • 71A (KENRAD/RCA)
  • 300B (WE)
  • 275A (WE)
  • VT52 (WE/HYTRON)
  • VT25A (WE)
  • 3T20 (MAZDA)
アマチュアが自作でコンパチブル・アンプを作るのは多いですが、専門家が作って販売されているのはまだ少ないです。 なおかつ、どの球でもその特質が分かる素晴らしい音を聴かせてくれます。 普通は、そのコンパチブル機能だけに注目されて、その音質のグレードが二の次になることも多いのですが、十分というか、それ以上の音を聴かせてくれます。


今のところ、常用はVT52(WE)と整流管は5R4GY(STC)です。 絹のような滑らかな高音、適度に厚みのある中音、そして引き締まった低音。 そんな私の好みの音を聴かせtくれるアンプです。 45は45のよさがあり、小編成のジャズやバロックなどには抜群の相性です。 VT52ではJAZZでもそれを超えた音で何かをを聞かせてくれるアンプです。 もちろんクラシックの小編成から中編成までこなせます。
構成: 6SN7GT1/2−6SN7GT1/2−VT52⇒出力トランス
出力: 約3W  出力インピーダンス:8Ω/16Ω   
<300B使用> 
<VT25A使用> 
<VT52使用>
<WE275A使用>




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