AMPLIFIERS

No.20 <45 Single Amplifier>

メイン・スピーカー用のアンプ、色々とテストした結果、古典管ですが45が色々なジャンルの音楽をある一定以上のレベルで好みに合った音を聴かせてくれるようです。 小出力ですが説得力のある伸びやかな音を出してくれます。 大編成の曲では少し物足りないところもありますが、常用としては、これが一番安心して使えそうでした。  (Nov 2006)
メインのスピーカーをJENSENに変更しましたが、これも常用アンプの一つです。 最近回路を変更しインターステージ・トランスを追加しました。 (Nov. 2015)


前段以外の電源系のコンデンサーはすべてオイルとMPにしました。 音は軽めになるんですが、ベタベタしないすっきりした音が出るので個人的にはこういったパーツを使うのが好きです。 前段にRCAの5691、出力段もRCAの45、整流管にもRCAの80を使用し、カップリングはペーパーにしてみました。 まだ、トランスとかのエージングがあまり進んでいないので、音は変わってくるかもしれませんが、ヴァイオリン等の弦だけでなく、ピアノの響きも今までのところはかなり好みのバランス、音で鳴っています。
現在真空管をNUの45に変えてみたりして、色々なCDを聴いて比較をしてみるとRCAの45はよりJAZZに、弦楽器等ではNUとか古めの45が合っているような気がします。 あくまでも、現在持っている真空管ベースですし、このアンプの回路でという話ですが。 しばらくNUで聴いてみようかと思っています。 その時はレイセオンの6SL7とTUNGSOLの80の組み合わせが良さそうです。 本当はレイセオンの80が一番弦楽器を好みの音で鳴らしてくれるのですが、これはもうちょっと鳴らしこんでから再度テストしてみたいと思います。 また、45も他の回路でもテストしてみたいと思っています。 
2014年9月現在、前段をECC32のパラレル接続で45をドライブする形に変更しています。 前段での増幅率は落ちますが、ECC32使用でより柔らかな音が出てジャンルも広がっています。
最近入手したRCA Cunninghamの刻印STタイプの45が入手でき、音もCX345に近い感じがします。 しばらく常用で使いたいと思います。 80も、同じくRCA Cunninghamの刻印が手元にあったので組み合わせて使っています。 前段もRCAの6SN7にする手もありますが、ちょっと様子見です。 もう一台の45アンプでのテストでのALL RCAでの試聴では迫力のある素晴らしい音で鳴ってくれました。
増幅率をもう少し上げるためにインターステージ・トランスを挿入することもできますが、トランスの音が強く出てきてしまう可能性が強いので、まだ検討中です。
2015年11月、以前から試してみたかった、トランス・ドライブに変更。 特に強く主張することもないですし、良さである音に厚みが出てナス管のキレの良さと相まって、好みの音になってきました。 WE275Aに負けない感じです。
構成: ECC32 - NC16 - CX345 - H5S / PC6002 - ER280 - TC10−130W 
出力: 約2W  出力インピーダンス:16Ω   




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