AMPLIFIERS

No.19 <STC 4033X Single Amplifier #2>

以前、4033Xでの単段アンプを紹介しましたが、十分な入力レベルでインプットすれば、厚みがあり迫力のある音を聴かせてくれました。 但し、その時点では600Ωバランス出力のプリ・アンプから充分な出力が得られなく音が本来の音が出せませんでしたので、解体し他の出力管アンプに変更してしまいました。 D/Aコンバーターの導入後は、プリ・アンプへの入力レベルも大きくなり、充分な出力が得られるようになりました。
しばらく小入力でもドライブ可能な3A/109Bで直熱管の小出力ながら美しい響きと厚みのある音を楽しんでおりましたが、交流点火でのハムが許容レベルまで下がらなかったため、3A/109Bは再度他の形で挑戦することにして、4033Xの単段アンプへの再登場になりました。 (June 2006)



600Ω:50KΩの入力トランス一段での単段増幅です。 4033Xのフル出力(5W)は必要なさそうでしたので今回はちょっとプレート電圧を抑え目にして、軽めの動作で使用してみました。 古典管ですので、長期使用のためには軽めがいいかもしれません。 (June 2006)
構成: TKS50 - 4033X - XE20S/ MS250CT - GZ32 - CH20−150D 
出力: 約3W  出力インピーダンス:8Ω   
回路図




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