AMPLIFIERS

No.1 <自作真空管式アンプ-STC4033X Single>

Amplifier: 入力・段間・出力とトランスを三段重ねた真空管アンプ (推定4−5W)
使用真空管:出力管:英STC-4033X、初段管:STC-6V6GT、整流管:GZ37 
使用トランス:タンゴ製パワー・トランス(MS-250CT)&出力トランス(XE-20S)、
タムラ製入力トランス(TSK-50)・段間トランス(A-342)
STC−4033Xは英STC社の傍熱管ですが、STCからはかのWEと技術提携してあの300BのSTC版4300Bも作られていた。この4033Xも非常に作りがよく、とても綺麗な仕上がりの球です。傍熱管の出力管なので、本来は段間トランスをしようしないほうが特性がよくなると思いますが、ちょっと古い球なので、入力インピーダンスが低いほうがいいのと、WEの球よりも締まった音がすること、スピーカーが中抜けの性格があるので、カマボコ型の周波数特性をわざと作ることで、補完作用を期待しました。 また、今回はアルテックのスピーカー620B用に作った直熱管6B4G(同じくSTC製の球)で作ったアンプのシャーシと部品をそのまま利用したので、こんな構成になりました。最終的には、直熱管で作りたいと思ってますので、とりあえずの試作機です。





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