小桜インコの時計
「小桜インコの時計」


作品展用に作りました。
文字盤に小桜インコがぴよぴよしている、フュージングの時計です。
姉にあげるために作ったので、セキセイでもおかめでもなく、小桜なのね。

ステンドグラス教室で行っているフュージングの体験教室を利用しました。


焼く前  →  焼いた後

フュージングは、重ねたガラスを焼成して溶かし、1つに合わせる技法です。
焼く前と焼いた後のガラス。「こんがり焼けた♪」という感じ。

こんなに茶色くなるハズではなかったんだけど。。。


0時・1時 2時 3時
「0時」の小桜さんがたまごをうみました。
たまごはころころ転がって、「1時」のところまでいきました。
「たまごだ!」「2時」の小桜さん、びっくりです。
「たまごですか・・・」
「3時」の小桜さんは真横を向いてつぶやきました。

4時・5時 6時 7時
「4時」と「5時」の小桜さんは噂話に花盛り。
「たまごですって!」
「しかも、転がったそうだよ。」
「イヤだわ。あたためなきゃ、だめなのにねぇ。」
「なにはともあれ、にぎやかなのはいいことだ。」
皆を見ながら、「6時」の小桜さんは思いました。
「ねえ、たまご、見た?」
「7時」の小桜さんは「8時」の小桜さんに聞きました。

8時 9時 10時
「ここからじゃ、全然よ。正反対だもの。」
「7時」の小桜さんは答えました。
「たまごですよ・・・」
「9時」の小桜さんはつぶやきました。
「3時」の小桜さんのつぶやきへの答えなのかは、わかりません。
「10時」の小桜さんは、そっぽを向いてそしらぬふり。
だけど、ココロの中では興味津々。

11時        
「号外!号外!」
「11時」の小桜さんは、なにやら新しい情報をつかんだもよう。
以上、「小桜村のたまご騒動」でした。

うおぅ。オチがない!