夏椿/沙羅の木 「平家物語」の冒頭に出てくる 祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ この花の寿命はわずか1日で朝に咲き,夜には落ちてしまいます。花びらを散らさず一輪そのまま落ちる姿。 このはかなさが平家一門の「栄枯盛衰」を平家物語は表現してしてるのではと言われています