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ボケ描写と高解像度を最高のバランスにチューンナップした改造サムヤン24mmF1.4

 

私が購入したニコンマウントのサムヤン24mmF1.4は、画質の良さに加え、ボケ描写においても日本製レンズより優れています。ただソニーAマウントで購入したレンズは画面中央における点光源のボケに偏りがあり、これを直した記事を掲載しました。ただこの時は画面周辺の画質がやや低下したことからマイクロフォーサーズで撮影。そこで周辺画質も良くできないか、再度いろいろいじってみたところ、四隅とも、そこそこの解像感にすることができました。開放では球面収差を発生させてタップリと味を出し、F2.8に絞ると味は消えて鮮明な画像になり、F5.6に絞るとゾクゾクするほどシャープで鮮鋭な画像になります。

かさばる花型フードの代わりに手作りのフレアカッターを装着。フォーカスリングには柔らかくて肌触りの良い滑り止め用のウレタンを巻き、MFの操作感を高めました。

マウントと絞り駆動リングを外したところで、四隅のシャープさがほぼ同じになるよう3カ所のマウントの取り付け位置を調整。左の円いワッシャーが厚さ0.25ミリで、残りの2カ所は貼るテープの枚数で調整しました。