春の撮影会はコロナの感染拡大であきらめていましたが、5月中旬には世の中の雰囲気が変わり、モデル撮影会の開催も可能になりました。そこで今回は、以前から常連の参加者から提案のあった服部緑地にて開催することにしました。ここは新大阪駅からわずか三駅の「緑地公園駅」から近く、横浜から出向く私にとってもこの近さはとても助かります。モデルは昨年の秋に引き続き、叶梨々さん、心配していた天気も大丈夫です。

　今日は参加者が少ないことから少人数故に撮影可能なシチュエーションということで、バラのアーチがきれいなところで梨々さん持参の白い衣装で撮影開始。ここでじっくり撮影し、次は真っ赤なバラを背景に。梨々さんの笑顔が可愛く、とてもいい絵になります。園内のレストハウスで昼食がいただけるのですが、それが混む前にということで、11時半に一端撮影を休止してレストハウスに移動。ここでは生ビールが飲めました。そして午後の撮影は12時半から。

　小さな沼の畔の撮影では、太陽がときどき隠れたりしますが、さわやかな緑を背景に、まさに初夏といった雰囲気です。次は沼のすぐ隣りの林の中で黒い衣装ですが、今回も着替え用の折り畳み式の小型テントを持参したことで時間のロスも防げます。左の状況写真の端に写っているのが、そのテントです。

　公園内の広い通路脇のレンガを積み上げた上にも腰を降ろして撮影。そして、この通路の反対側にもいいシチュエーションがあります。そこで梨々さん持参のベージュの衣装に着替えてもらいました。逆光で輝く背景の木々の葉のさまざまな色調が、女性写真を彩ってくれます。最後はトイレの奥まった角の黄色い壁を利用しての撮影。

　今回は、梨々さんのモデルとしての成長を存分に楽しむことができました。なお下の８点の写真のうち、６点が新手作りレンズのところで紹介した２号と３号のレンズによる撮影です。背景の柔らかく滲んだボケがとても心地良いです。