仕事にお茶を持って行くときに、ポットと鍵や印鑑を一緒に入れておけるモノが欲しくて考えていました。色々探していたら100円ショップでイメージ通りの容器がありました。それに手提げのヒモをつけたのが写真のバッグ(?)です。
ヒモは結ぶ方が簡単だし長さの調節もできますが、使っているうちに緩んでほどけることがないように編み込んでつなぐことにしました。
作る前に心配だったのは、ポットが重いので持ったときにバランスが悪いのではないかということです。でも実際に持って見ると全く問題なく、ヒモもちょうどの長さでした。
次の写真の左端はロープの端がほどけてしまわないように編み込んだもの、右端はロープの端に輪を作ったもの、そして中が2本のロープをつないだものです(飛び出しているのは、編み込みやすいように端にテープを巻いた部分で、最終的には切り取ります)。どれも下の写真のようにロープのよりを戻してから編み込んでいきます。
こんな方法があることは前から知っていたので、10年ほど前に「雨戸を固定する「くさび」の数を少なくする方法」<2014年10月20日>を教えてくれた漁師さんに習い、インターネットのページで復習しながら何度も練習したので、習得したと思っていました。
しかし忘れていたのです。10年前に参考にした「さつま加工のページ」を見ればすぐに思い出せるだろうと高をくくっていましたが、うまくできません。ページをじっくりと読んで何度か試して見て、やっとページに書かれていない疑問点を思い出しました。
10年前、暇さえあれば練習して覚えたつもりなのに、すぐには思い出せなかったことに自信をなくしました。それでよく考えてみると、どういう仕組みで編み込んでいるかを理解せずに、単に手順だけを繰り返して覚えていました。
例えばエクセルの数式を教えるときは関数の意味だけでなく、( )の中の引数の役割も説明しています。すぐには理解できなくても、何をしているかが何となくでもわかって欲しいからです。
今回の反省を元に、次にまた忘れてもすぐに思い出せるように、今度は仕組みを覚えるようにしています。