温度計のチェック

2012年8月10日

前回書いたように、我が家の3台の温度計は3台とも違う温度を表示します。どれが正しいのか分からないので、比較のためにアナログの温度計を2つ買ってきました。

ホームセンターの温度計のコーナーのほとんどはデジタルの温度計です。アナログの温度計で室内用は2種類だけでした。どちらも精度は±2度で、家にあるデジタルと同じです。長さが13cmの小さなものにしました。

同じ型の温度計は3つありました。デジタルと違ってアナログ温度計は電池が要らないので、パッケージ越しに温度が確認できます。3つとも同じ温度を示していました。

デジタルの温度計も陳列している状態で温度の表示を見比べることができればいいなとその時思いましたが、必要と思われないでしょうね。

話がそれましたが、買って帰った温度計を順に3つの温度計の隣に置いてみました。結果一番高く表示されていた温度計がアナログの温度計と同じ値で、一番低い温度を表示していた温度計とは1度くらいの差がありました。

アナログの温度計が完全に正確かどうかは分かりませんが、どうもパソコン室で使っている温度計が1度くらい低く表示されているようです。

おじさんはこれまで、その温度計を目安にしてクーラーを使うかどうか決めていたのですが、自分で決めた目安の温度よりも実際は1度高い状態まで我慢していた事になります。

1度の違いは結構大きいと思います。1つの温度計だけに頼らずに複数の温度計を使うことも必要だと思いました。今回買ったアナログの温度計は小さいので邪魔にならないし、1つが252円という値段なのでいくつか買ってもそれほどの負担にはなりません。また何カ所かに置いておくと1つの部屋でも温度の違いが分かると思います。

もう一つ気がついたことがあります。まだ使い始めたばかりですが、アナログの方が無理な我慢をしないように思います。デジタルだと0.1度まできっちりと表示されるので、「まだ0.3度余裕があるので30度になるまでは我慢しよう。」と思ってきました。

ところがアナログだとそこまで正確に読み取ることが出来ません。また見る角度によっても読み取る値が違ってきます。だからもっとアバウトになって「30度くらいあるからクーラーを使おう」と思えそうです。

デジタル大好きおじさんですが、アナログの良さも大事にしようと思っています。

← 前    目次    TOP    次 →