テレビもいいけど・・・

2009年2月10日

喫茶店やレストランにいる時、近くに座っているカップルが全然会話をせずに、それぞれに週刊誌や漫画を読んだり、携帯電話でメールをしたりして、注文していた品物が来るのを待っている光景を目にすることがよくあります。「せっかく一緒にいるのに何で会話をしないんだろう?」「お店に入るまでにしゃべりすぎて疲れたのだろうか?」などと、おばさんはついつい気になってしまいます。

おじさんと結婚した時、二人の時間を大切にするために「夕食時にはテレビを見ないようにしよう」と決めました。テレビを見ていても会話はできますが、結局、話題はテレビの内容に関するものになってしまうし、やはりついつい画面に目がいってしまい、相手が話しかけても受け答えがぞんざいになってしまいます。それに、食べることを何よりも大切にしている二人にとっては、並んだ料理にも申し訳ありません。

おじさんは毎日欠かさず晩酌をするので、食事に1時間くらいはかかります。だから会話をするにはもってこいなのです。今は一緒にいる時間が長いからいつでも会話はできますが、やはり食事時は落ち着いて会話ができる絶好の時間です。ちょっと思いついたことや疑問に思っていることから始まって、気がついたらとんでもないところにまで発展していて「何からここにたどりついたんだっけ?」と驚くことも度々あります。

でも、習慣化していても崩れ出すのは早いですね。どうしてもリアルタイムで見たい番組が続いたりすると、テレビのつく日が多くなって、そのうちにそれが当たり前になって・・・。年が明けてからそういう日が多くなっていたので、反省をし、今軌道修正中です。

カップル、夫婦、親子間、友達、それぞれに話題になることも違うでしょうが、会話をしっかりしていれば、相手の考え方や気持ちもわかりあえるようになりますよね。そうすれば、ちょっとした気持ちの行き違いがあっても、即、人を傷つけるような行動には至らないのではないかと思います。

現代は「個」を尊重しがちですが、それも人と人とのつながりがあってこそとおばさんは思います。だから、これからも、おじさんとどんどん会話します!

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