リモコン選びのポイント

2008年7月20日

地デジへの完全移行があと3年になりましたね。我が家のテレビは地デジ未対応で、しかも薄型ではない昔ながらのブラウン管で、おまけにワイド画面でもありません。見たいなと思う番組がBSハイビジョンで悔しい思いをすることもあるし、ダビング10も解禁になったのでそろそろ買い時かなとは思うのですが、ボーナスの楽しみもなくなった身としてはしばらくお預けですね。

そんな我が家にも地デジ対応の機器があるのです。そうです、ワンセグ対応の携帯です。ワンセグで受信しているのは地デジなんですよね。つい最近まで知らなかったのですが、地デジは1チャンネルを13のセグメントに分け、その内の12セグメントで通常のテレビ放送を、残りの1セグメントでワンセグを放送しているそうです。だからワンセグだそうです。

他にも地デジ対応機器があります。パソコンではありません。リモコンです。地デジ対応というより、地デジ対応テレビに対応と言った方がいいでしょうか。リモコンの下部に、青・赤・緑・黄のボタンが付いています。

このリモコンは半年ほど前に買ったのですが、そのボタンが欲しくて買ったわけではなく、後で見たら付いていたのです。それまで使っていたハードディスクレコーダーの再生ボタンの調子が悪くて、修理に出すよりは買った方が安いので汎用タイプのリモコンを買いました。

売り場には色々な種類のリモコンが並んでいて、どれを選んらだいいのか迷いましたが、多分どれも機能や性能は変わらないだろうと思ったので、色と形といった外見だけで決めました。

ところが実際に使ってみると使いにくいのです。おじさんがハードディスクレコーダーのリモコンを一番多く使うのはコマーシャルを飛ばす時です。コマーシャルになると早送りして再生、行きすぎると巻き戻して(巻かないのですが)再生します。

この操作自体には何の問題もないのですが、ボタンが押しにくいのです。ボタンそのものにも問題はありません。問題なのはボタンの位置なのです。

それまで使っていたリモコンは、早送りや再生のボタンはリモコンの中央よりやや上にありました。長さだけでなく重さも含めたバランスの中心辺りを片手で持つと、自然に親指が届く位置にあります。

それに対して新しく買ったリモコンは、早送りや再生のボタンが下端から5センチにも満たない位置にあるのです。下端の角を親指の腹で押さえ込むようにすると何とか片手で操作できるのですが、バランスが悪くてとっても持ちにくいのです。

リモコンだけで色々な機能を操作できたり、一つのリモコンで複数の機器を操作できるのはとても便利なのですが、ボタンが多すぎるとボタンの位置を覚えられないし、年を取って目が遠くなると文字や記号が見にくくなります。

リモコンを選ぶときには色や形よりも、持ちやすくて普段よく使うボタンが押しやすいように配置されていることが一番の条件だと思いました。

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