おじさん、時遊人(自由人)への道

2008年5月10日

おじさんが退職して1ヶ月が過ぎました。退職の事実を知った人達からの質問ベスト3は、おじさんも書いていたように、「何でやめたんですか?」「これからどうやって生活をしていくのですか?」に加えて「毎日何してるんですか?」です。

実は、「55才になったら辞めてもいいよ」と言ったのはおばさんです、何も考えずに。「早く辞めたい」ということを聞いていたこともありますが、おばさん自身、別に定年まで働かなくてもいいんじゃないかという気持ちがあったのです(二人揃って労働意欲に欠けていますね)。何かやりたいこともありそうだったし(でも、それが何なのか、どうにかなるのかは全然知りません)・・・。ある意味、けしかけたような、煽ったような。それなのに、今とても不安なのです。「やっていけれるんだろうか?」と。

「燃え尽き症候群になっていませんか」と心配してくれる友人もいましたが、もともと仕事オンリー人間ではなかったので、この件に関しては全く問題なしです。感傷に浸っている風でもなく至って情緒は安定しています。それよりも、むしろ日々の生活態度が不安。つい先日も、「今日は何曜日だっけ?もうわからんなってきた」と言うのです。早くも時遊人度満点です。

仕事を辞めたからといって、ダラダラしてはいけないので、生活のリズムは出来るだけ変えないようにしようということにしました。朝食を済ませ、新聞を読んだら、おじさんはパソコンの前に座ります。その間に、おばさんは掃除・洗濯。チラッと画面を覗くと、ワインのチェック!!なんて事もあります。

こんな風に一緒にいる時間が長くなると、今まではあまり気にならなかったことが気になったり、「へぇ〜」と改めて発見することがあったりするものですね。このところのおばさんは、ついつい言葉遣いが乱暴になったり、イライラしたり、と、反省の毎日です。

おじさんが立派な(?)時遊人になれるよう、もう少し優しくしようかな?

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