春菊へのこだわり

2005年12月20日

前回の「鍋は嫌いだ」について、友人からメールがありましたので紹介します。

「私が宴会などの鍋料理でがっかりするのが野菜、特に鍋蓋を開けたときに春菊がぐったりと煮えているのを見ると早く食べないと大変だと思いますが他の人はあまり関心がないようです。

我が家の食べ方はひとしきり他の食材を食べた後に春菊タイムになります、全員箸を止めて私が人数分の春菊を入れ2〜3秒でOKと言うと全員が春菊を残さずに取ります。そのシャクシャク感は春菊ならではの美味しさです。白菜の柔らかいところもそうして煮すぎずに食べると美味しいですね。」

確かに野菜も煮すぎるとぐったりするし、特に春菊などは色が悪くなります。何よりもその野菜の持つうまさが損なわれてしまいますよね。

我が家ではおじさんが鍋奉行をします。と言っても、おばさんが用意してくれた材料を鍋に入れ、食べ時を指示するだけなのですが、おいしく食べられるように鍋に入れる品数や量、タイミングには気をつけています。

しゃぶしゃぶの肉のように、まずその具材だけを食べたいもの、煮えにくいものと煮えやすいものとの入れるタイミング、数種類が一緒になった方が美味しいと思う組み合わせなどを、煮えすぎないうちに食べられる分量ずつ入れるということです。

それでも、春菊だけを食べるというということはしていなかったので、先日試してみました。確かにシャクシャク感だけでなく、春菊の味や香りもいいですし、取り残しがないのでダシも汚れません。

ちなみにシャキシャキ感ではないかなと思いましたが、シャキシャキ感では春菊の青臭さが残りすぎているように感じられるので、友人が書いているように少しだけ柔らかくなりかけたと思えるシャクシャク感を使いました。

これまでも、春菊は他の具材が食べ時になる直前に入れていたのですが、他の具材と一緒に鍋から取る間や、器に取ってから食べるまでの間にも食べ時を逃してしまっていたのだなと気がつきました。

これからは春菊の食べ方にもこだわってみようと思いました。

昨日の昼に近くの中華料理店に行くと、キムチ鍋が手頃な値段でありましたので、おばさんと二人で一人前を頼みました。?

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